起業と地域をつなぐ新たな試み
2025年8月1日、長崎県の島原市で開催される「LOCAL STARTUP SHIMABARA!」は、地域発展と若者の起業に焦点を当てたセミナーです。このイベントには、現役大学生で起業家の鈴村萌芽氏が登壇し、その経験を基に地域の課題解決に向けたアイデアを語ります。鈴村氏は大学在学中に株式会社musbunを立ち上げ、ボランティアマッチングやキャリア教育などを通じて地域の活性化に取り組んでいます。彼女の活躍は、多くの若者に自らの起業を身近に感じさせることでしょう。
イベントの背景
島原市を含む多くの地方都市では、若者が県外に流出し、地域の人材不足が懸念されています。そうした中、本イベントは「起業は特別な人によるもの」という固定観念を打破し、地域に根ざした起業の選択肢を提供することを目的としています。主催する社会福祉法人悠久会は、福祉とまちづくりを融合したビジョンの下、地域の次世代リーダーを育成するための場を実現します。
鈴村萌芽氏の紹介
鈴村氏は1999年生まれの愛知県出身で、大学3年での起業を果たしました。彼女が立ち上げた株式会社musbunは、ボランティアアプリの運営をはじめとする多様なプロジェクトを展開し、地域共生社会の実現に向けて努力しています。得意の発想力と行動力は、今後の起業家たちにとっての指針となるでしょう。
イベントの詳細
「LOCAL STARTUP SHIMABARA!」は、以下の詳細で開催されます。
- - 日時: 2025年8月1日(金)18:00~20:30(交流会は22:00まで)
- - 会場: mio(水脈)、長崎県島原市万町503-5。Zoomでのオンライン参加も可能。
- - 定員: 会場参加は30名、オンラインは約20名(事前申込制)で、参加費はセミナーが無料、交流会が学生1,000円、一般2,000円。
- - 対象: 高校生、大学生、教職員、および地域での起業に興味のある方。
プログラムの流れ
イベントでは、まず、長崎県新産業推進課による州の起業支援についての話があり、続いて鈴村氏が学生起業の実情を語ります。さらに、悠久会理事長の永代秀顕氏からは地方での新しい働き方についてのプレゼンが行われます。最後にはグループワークや質疑応答が予定されており、参加者同士の交流も図られます。
メディア関係者へ
このイベントは取材や撮影が可能で、事前に調整を行えば、登壇者へのインタビューも対応いたします。地域の未来を考えるこの取り組みに、ぜひ取材をご検討ください。
地域と若者、そして未来をつなぐ「LOCAL STARTUP SHIMABARA!」が、今日の若者たちに新たな可能性を示します。この機会に、共に地域を活性化する起業の道を探求してみてはいかがでしょうか。