インターネットで手軽に使えるMQTTサーバー「sango」の新プラン開始

MQTTの概要



MQTT(Message Queuing Telemetry Transport)は、M2M(Machine to Machine)およびIoT(Internet of Things)技術の中核をなす通信プロトコルです。本プロトコルは、特に低帯域や不安定なネットワーク環境でのデバイス間のメッセージングに特化して設計されています。小さなプロトコルヘッダーを持ち、通常はわずか2バイトから構成され、その軽量性がスマートフォンなどのモバイルデバイスにおいてバッテリーの効率を高めることに寄与します。MQTTはシンプルでありながら、1対1だけでなく1対多のメッセージ配信にも対応可能で、リアルタイム通知が求められるシーンにも適しています。さらに、HTTPと比較すると非同期的な処理ができ、情報の即時性が重要なアプリケーションでのネットワーク利用率を効果的に削減することができます。

「sango」の特徴



「sango」は、MQTTを用いたメッセージングを妨げることなく、インターネット上で手軽に活用できるMQTTサーバーサービスです。利用者は、メッセージを送信する側と受信する側の間にあるMQTTサーバーを介して、信頼性の高いメッセージの取引を実現します。このサービスでは、時雨堂が独自に開発したMQTTサーバーを提供しており、サーバーの構築や運用に必要な労力を大幅に削減します。

最近発表された有料プランは、月額525円(税込)というリーズナブルな価格で、メッセージ容量を増加させるだけでなく、TLS接続やQoSレベル選択など、必要な機能を全て備えた内容になっています。これにより、商用用途を考えている企業は、より実践的な環境でMQTTサーバーを体感することができるようになります。加えて、サーバーの冗長化も実装されており、システムの安定性を更に向上させています。

提供開始日



「sango」の新しい有料プランは2014年10月30日(木)から利用可能です。これは多くの企業にとって、実業務での利用を見越した理想的なサービスとなることでしょう。

まとめ



もしあなたが、IoTやM2Mのソリューションを検討している企業の一員であれば、この「sango」サーバーは非常に魅力的な選択肢です。サービスが提供する多様な機能や低コストなプランは、実際のニーズにマッチした柔軟な対応を可能にし、ビジネスの推進に寄与すると期待されます。詳細な情報や利用方法については、公式サイトや関連資料をご確認ください。

会社情報

会社名
株式会社時雨堂
住所
東京都台東区台東2-10-2竹田ビル4階
電話番号
03-6240-1490

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