低露点用グリース
2026-03-09 13:12:25

NOKクリューバーが新しく開発した低露点用グリースを紹介

NOKクリューバーが新たに生み出した"低露点用グリース"



バッテリーの製造において、安定した潤滑を実現することは極めて重要です。そんな中、NOKクリューバー株式会社が新たに開発したのが、超乾燥環境に最適な「低露点用グリース」です。この製品は、リチウムイオン電池や全固体電池の製造過程において、極めて低い露点(-50℃~-70℃)に対応できる潤滑剤です。

開発の背景



リチウムイオン電池などの製造には、水分を取り除いた乾燥環境が求められます。しかしこの状態では、一般的な潤滑剤はその効果を発揮できず、摩擦が増大しやすくなるという課題があります。NOKクリューバーはこの問題に立ち向かうため、特別な試験技術を駆使して超乾燥環境を再現し、そこでの潤滑性をしっかり評価しました。これにより、潤滑性能を損なわない成分の選定が実現し、電池特性に影響を与える金属元素を含まないオリジナルの配合を形成しました。

この「低露点用グリース」は、製造装置の摩耗を軽減する設計がなされており、その結果、装置の寿命を延ばし、安定した生産性の向上に寄与します。実際の摩擦試験では、時間が経っても安定した潤滑性能を維持することが確認されています。

特徴と利点



  • - 優れた潤滑性 : 極低露点環境でも安定した潤滑性を発揮し、製造装置の長寿命化に寄与します。
  • - 金属元素不含 : 特定の金属成分(Cu、Zn、Fe)を含まないため、電池特性に影響を与えるリスクを削減します。
  • - 省エネ効果 : 大気環境においても良好な潤滑性能を持つため、設備のエネルギー効率を高める効果も期待できます。

展示会情報



新製品は、2026年3月に東京ビッグサイトで行われる「BATTERY JAPAN 2026」で初めてお披露目されます。この国際的な二次電池展では、最新の技術と製品が一堂に会し、業界関係者が集まります。

展示会詳細


  • - 展示会名: BATTERY JAPAN 2026(第20回 国際 二次電池展)
  • - 会期: 2026年3月17日(火)~19日(木)
  • - 会場: 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)
詳しくは公式サイトをご覧ください。

NOKクリューバーについて



NOKクリューバーは、50年以上にわたって特殊潤滑剤のリーディングカンパニーとして知られ、様々な産業ニーズに応える製品を提供し続けています。最新の技術と独自の配合設計により、過酷な条件下でも高い性能を発揮する潤滑剤を開発しており、様々な分野で進化を遂げる産業を裏で支えています。また、クリーンルーム環境に対応した製品なども展開しており、そのニーズに応じた多様な製品ラインアップを誇ります。

特に、ISOFLEX TOPAS NCA 152という製品は、クリーンルーム用の低発塵グリースとして、微細粒子による製造不良を防ぐ特性を有します。フラウンホーファー研究機構の認証を受けており、信頼性が高い製品です。

新たな技術の登場により、今後のバッテリー技術の進展が期待されます。


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会社情報

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