テックマジックとCSSホールディングスの戦略的パートナーシップ
2024年12月17日、ロボット技術の革新を進める
TechMagic株式会社と、全国のホテル向けに業務を展開する
株式会社CSSホールディングスが、未来のホテル業界におけるオペレーションの新たな形を目指して、戦略的なパートナーシップを締結した。この合意により、両社は共同で実証実験を行い、ロボットを活用した厨房業務の自動化・省人化を進める。
1. パートナーシップの概要
テックマジックは、飲食業界における調理ロボットや食品工場向けの業務ロボットの開発に関する豊富な知見を持つ。一方、CSSは日本全国のホテルを主要な顧客とし、スチュワード事業やフードサービス事業での多くの経験とネットワークを活かしている。この協業により、ホテル業界が現在直面している人手不足の課題に対応し、未来型のオペレーションを構築することが目的とされている。
1.1 協業の進展
具体的には、テックマジックは自身の調理ロボット「I-Robo2」を用いて、CSSの顧客であるホテルに本技術の導入を提案する。また、機械に任せられる作業をロボットに委ねることで、ホテル業界の従業員が運営や接客業務により専念できる環境を整備する予定だ。
2. 目的と期待される効果
このパートナーシップの実施により、以下のような具体的なメリットがもたらされる。
2.1 人手不足の解消
厨房内の作業をロボットが補完することで、現在深刻な人手不足に対応できる。これにより、業務の効率化が図られる。
2.2 品質の安定
調理ロボットの導入により、料理の品質が均一化され、味のばらつきを抑制することが可能に。
2.3 サービスの向上
オペレーションの省人化は、対応時間の拡大につながり、より高品質なサービスを提供することができる。
2.4 持続可能な運営モデル
ホテル業界内部の動線と人の動きが可視化され、最適なオペレーションモデルの検討が進められる。
3. 両社の背景
3.1 CSSホールディングスの紹介
CSSホールディングスは、株式会社のグループ企業として、日本全国に広がるホテルに対し、高品質なサービスを提供することを理念としている。スチュワード・フードサービス・空間プロデュースの三つの事業を展開しており、各分野において高い技術力と信頼を誇る。
3.2 テックマジックの特徴
2018年に設立されたテックマジックは、「ロボットテクノロジーで人類の幸せの質を高める」という理念のもと、今後は生産性の高い社会の実現を目指し、様々なプロダクトの開発を行っている。
4. 目指す未来
このパートナーシップを通じて、テックマジックとCSSホールディングスは、ロボット技術を基盤とした新たなサービスの提供を目指し、今後も業界の革新をリードしていくことでしょう。人員不足の問題を解決するだけでなく、業界全体の生産性向上にも大いに寄与することが期待されています。
5. お問い合わせ先
本件については、テックマジック株式会社の広報部門(E-mail: pr@techmagic.co.jp)までお問い合わせください。