医療法人医誠会、第4回エクセレントスタッフ選考会
2023年1月22日(水)、大阪市にある医療法人医誠会が運営する医療複合施設「i-Mall」内のヘルシーカフェさくらテラスで、第4回エクセレントスタッフ選考会が行われました。この選考会は、医療・介護の現場での接遇スキルを評価し、その先にあるホスピタリティの姿勢を見極めるための重要なイベントです。
ロールプレイによるスキル発揮
選考会では、各部署から選ばれた代表職員が多様な状況設定のもとで接遇スキルを披露しました。泣いて要望を伝える利用者への対応や、患者の話を傾聴し治療内容を説明するシーンなど、リアルなロールプレイが展開されました。職員たちは、その中で普段の業務で求められるスキルを存分に発揮し、陪審員たちはその品質を厳密に評価しました。
外国人職員の新しい挑戦
特に今年の選考会では、初めて外国人職員の参加があり、多様性が取り入れられたことが大きな注目です。この取り組みは、日本のホスピタリティを深く学びながら、国際的な視点をもった接遇スキルを育むことを目指しています。選考会を通じて、国際総合病院としてのサービス品質向上に寄与することが期待されます。
審査基準と接遇スキルの重要性
選考会では、審査員が参加職員の接遇スキルを以下の観点から評価しました:
- - 表情:患者に安心感を与える表現ができているか
- - 身じまい:清潔感があり、適切なユニフォームを着用しているか
- - 態度:挨拶やお辞儀が丁寧か、声のトーンや話し方が適切か
- - 言葉遣い:敬語を正しく使いこなせているか
- - 聴き方:傾聴能力や目線の合わせ方が十分か
- - 会話力:患者のニーズを正しく把握し、適切に返答できるか
- - 知識・実施:具体的な問題に対して実効性のある解決策を提示できるか
これらの基準をもとに、優れた接遇を実践した職員は「エクセレントスタッフ」として認定され、今後の職場でのリーダーシップを取ることが期待されています。
繰り返される努力と多様性の重要性
医療法人医誠会は、この選考会を毎年開催し、全職員の接遇スキル向上に努めています。今回認定された職員は、今後もさらなるスキルアップを目指し、その知識を周囲に伝えていく役割を担います。
さらに、外国人スタッフを含めた多様な職員が一緒に取り組むことで、異文化理解が深まり、国際的なホスピタリティの提供が可能になることが重要です。質の高い医療介護サービスとともに、患者さんやその家族に対して、温かみのある接遇サービスが届けられるよう、不断の努力が続けられます。
まとめ
医療法人医誠会は、1979年に設立され、大阪を拠点に病院やクリニック、介護施設を展開しています。国際的な品質の医療とホスピタリティを提供するための努力が続いており、今後もさらなる進化が期待されます。