ポケット・クエリーズが仙台市と連携しスマートシティ推進へ

ポケット・クエリーズが仙台市との連携を強化

株式会社ポケット・クエリーズは、仙台市と東北大学、その他約80の事業者が参加する「仙台市×東北大学スマートフロンティア協議会」に新たに加わることを発表しました。この取り組みは、地元のニーズに応じた最先端のサービス開発や規制改革を通じて、仙台の未来を明るくするスマートシティの実現を目指しています。

仙台市×東北大学スマートフロンティア協議会とは？

URL: 仙台市×東北大学スマートフロンティア協議会

この協議会は、仙台市と東北大学、そして多くの企業が協力して、スマートシティの構築を目指す産学官連携のプラットフォームです。その目的は、データを連携させることにより革新的なサービスを生み出し、規制の改革を進めることで、仙台を未来に繋げていくことです。

現在、協議会では「ゼロカーボンシティ」や「ウェルネス」、さらには「まちのレジリエンス」や「地域の活性化」など、複数のテーマに沿った分科会が設立されており、各分野でのプロジェクトの促進が進められています。これにより、仙台市はスマートシティ界における最前線となることを目指しています。

四足歩行ロボットの利活用への期待

ポケット・クエリーズが注目するのは、四足歩行ロボットの活用です。代表取締役社長の佐々木宣彦氏は、少子高齢化やインフラの老朽化といった地域の課題に対し、ロボティクス技術を通じて解決の方針を示しています。

「私たちが開発した四足歩行ロボットは、建設現場や災害対応、さらには見守り支援といった公共の場において人に代わって移動やセンシングを行うことができます。これにより、これまでの労働力不足や安全の確保に貢献できると考えています。」と、佐々木氏は語ります。

この技術の利点としては、段差や傾斜を含む様々な環境下でも安定して動作し、撮影やデータ取得が行える点が挙げられます。実際に、同社は過去にインフラ点検や屋外フィールドでの活動を通じて、その性能を確認しています。

スマートシティ実現に向けた今後の展望

ポケット・クエリーズは、今回協議会に加わることで、仙台市及び他の自治体や企業との連携を深め、実証実験や社会実装の機会を広げていきたいと考えています。このような取り組みを通じて、仙台市が持続可能で魅力的な未来へ進む手助けとなることを期待しています。

ポケット・クエリーズは、技能の継承や省力化、多能工化に向けたDXツールを多数開発し、生成AI技術を活用した実運用も進行中です。これにより、最先端の技術を駆使し、現場力の向上を実現することを目指しています。