新たな外食体験
2019-08-30 16:00:27

飲食制限に配慮した新たな外食体験『CAN EAT』実証実験レポート

食事制限に配慮した新たな外食体験『CAN EAT』実証実験レポート



近年、食事制限を持つ方々の外食ニーズが高まっています。そんな中、株式会社CAN EATは新たな外食体験を創造するため、「CAN EAT」サービスの実証実験を新宿のレストラン『クルーズクルーズ』で行いました。この実験は、食べられない食材の事前登録を通じて、個々のニーズに応じたメニューを提案し、顧客の満足度向上に貢献することを目的としています。

CAN EATの概要


2019年に設立されたCAN EATは、外食時に食べられないものを事前に登録できるプラットフォームを提供しています。ユーザーは自分の食事制限を登録し、飲食店にその情報を共有することで、ストレスなく外食を楽しめるようになります。今回は、サービスリリースを記念したパーティーを通じて、約30名の参加者を招き、実際にサービスを利用する機会を設けました。

実証実験の流れ


実験は2019年8月22日に新宿の『クルーズクルーズ』で行われ、参加者は事前に自分の食べられないものを登録しました。その情報はレストランに共有され、それを基にメニューが考案されました。アレルギー表も活用し、参加者が自分で食べられる料理を選びやすくする工夫がなされました。これにより、参加者は安心して食事を楽しむことができたのです。

ユニバーサル対応のメニュー


特に注目すべきは、アレルギー表を基に参加者が自分自身で食べられるものを選べるユニバーサル対応のメニューづくりです。事前登録により、それぞれの食事制限が考慮されたメニューが提供され、参加者は視覚的に確認しながら選択することができました。

参加者の一人は、食品表示を見て判断できたことに満足し、自分の食事制限を意識した選択ができたとコメントしています。これにより、普段より多様な料理を楽しむことができたとのことです。

参加者およびレストラン側の反応


支配人の渡邉様は、「アレルギー表を作成することで、ホールとキッチン間の情報伝達ミスを減少させ、この仕組みは非常に効果的でした」と語っています。また、参加者も「砂糖の有無を簡単に確認できることで、新しい体験を得ることができた」との感想を述べています。

実験の成果と今後の展望


本実験の結果、参加者の94.5%が「また利用したい」と回答し、83.3%が『クルーズクルーズ』を再度利用したいと感じています。これは、食事制限を持つ方が特に参加しやすい環境を整えたことが要因とされます。さらに、今後もこのサービスを通じた顧客満足度向上のため、飲食店との連携を深めていく計画です。

最後に


CAN EATのサービスは、外食における食事制限の悩みを軽減し、全ての人が安心して楽しめる食文化の実現に向けて更なる向上を目指しています。今後の展開に期待がかかります。

詳しい情報は、公式サイトをご覧ください。

会社情報

会社名
株式会社CAN EAT
住所
東京都新宿区天神町7番地11 No.14
電話番号

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