PrivTechがBugcrowdと提携、日本企業のセキュリティを強化
サイバー攻撃のリスクが急増する中、システムの強化がますます重要になっています。PrivTechは、このたび世界的に著名なバグバウンティプラットフォーム「Bugcrowd」との提携を発表しました。この提携により、日本企業は海外のホワイトハッカーと連携し、セキュリティリスクの軽減が図られます。
背景と目的
現在、多くの日本企業はサイバーセキュリティの向上が求められています。最近の報告では、日本における不正アクセスの99%が海外から来ていることが示されています。この状況を乗り切るためには、ホワイトハッカーの専門知識を活用することが効果的だとされています。
しかしながら、日本のサイバーセキュリティ市場は技術力や人材不足が続いています。また、日本企業がグローバルなホワイトハッカーと直接に業務連携をするには、言語の壁や文化的な違いが立ちはだかります。このため、今まで日本国内だけで完結した案件が多く見られました。
そこでPrivTechは、Bugcrowdと初の戦略的パートナーシップを結び、バグバウンティプラットフォームを通じて国際的なホワイトハッカーと協力し、日本企業のセキュリティリスクを軽減するサービスを提供します。今後はさらなるパートナーシップの拡大を計画しています。
提供するサービス
バグバウンティプラットフォームとは、企業がホワイトハッカーに脆弱性の診断を依頼する仕組みです。PrivTechは、このプロセスを円滑に進めるため、海外のホワイトハッカーへの依頼からプロジェクトの管理、脆弱性の優先順位付けまでを代行します。これにより、日本企業は全く新しい形でセキュリティテストを依頼できるようになります。
Bugcrowdの魅力
Bugcrowdは、世界中のセキュリティ専門家が集まるクラウド型セキュリティプラットフォームを提供しています。彼らのSaaSモデルは、グローバルネットワークに属する高度なスキルを持ったホワイトハッカーを駆使し、未発見の脆弱性をいち早く発見する仕組みになっています。これにより、企業は攻撃者よりも一歩先を行くことが可能となります。
Bugcrowdの会社概要
- - 会社名: Bugcrowd Inc.
- - 代表者: CEO Dave Gerry
- - 所在地: 300 California Street, Suite 220, San Francisco, United States
- - 事業内容: セキュリティサービス及びSaaSツールの提供
- - 公式ウェブサイト
- - LinkedIn
PrivTechの会社概要
- - 会社名: Priv Tech株式会社
- - 所在地: 東京都港区愛宕2-5-1 愛宕グリーンヒルズMORIタワー34階
- - 設立: 2020年3月2日
- - 代表者: 中道 大輔
- - 事業内容: プライバシーテック分野におけるサービスの提供
- - 公式ウェブサイト
- - LinkedIn
PrivTechとBugcrowdの提携により、日本企業が未来のサイバーリスクに備えるための新たな一歩が始まりました。この流れは、国内外のセキュリティ環境を大きく変える可能性を秘めています。