アジアイノベーション大学が10周年を迎える
カンボジアの国立公園内に位置するアジアイノベーション大学(仮称、AII)が、2024年10月12日から13日にかけて創立10周年を祝う記念式典を開催します。この大学は、2014年に工科大学としてスタートし、「新興国からグローバルリーダーを生み出す」という使命のもと、教育格差の解消に向けて活動を続けてきました。
創立から10年という節目を迎え、これまでの道のりを振り返るとともに、新たな未来への挑戦を加速させることが期待されています。今回の式典は、関係者や卒業生、在校生が一堂に会する機会にもなり、特別なプログラムが用意されています。
記念式典の日程とプログラム
この式典は、1日目と2日目の2日間にわたって行われます。初日は、13時から16時まで在学生や卒業生、関係者を対象にしたプレイベントが開催されます。その後、ガラディナーが行われ、来賓からの祝辞が述べられるとともに、在学生や卒業生の表彰も予定されています。
2日目には、午前9時から12時まで10周年記念カンファレンスが行われ、千本倖生理事長による基調講演やパネルディスカッション、ワークショップが実施されます。全てのプログラムは英語で進行されるため、国際的な交流の場としても重要です。
特別ゲストとメディア向け活動
メディア関係者にとっても特別な機会が用意されています。大学や関連施設のツアーに加えて、理事長の千本との囲み取材も行われるため、取材を希望される方はこの貴重な機会をお見逃しなく。
千本倖生理事長のプロフィール
千本倖生生理事長は、1966年に京都大学工学部を卒業後、日本電信電話公社(現・NTT)に入社。1984年には稲盛和夫氏と共に第二電電(現在のKDDI)を設立しました。特に近年は、地球温暖化対策に深く関与し、グリーン・エネルギー事業を推進しています。彼のリーダーシップの下、アジアイノベーション大学は再生可能エネルギーの分野での成長を目指しています。
アジアイノベーション大学について
カンボジア・プノンペンの都心から約3時間の場所にキャンパスを構えるアジアイノベーション大学は、全寮制の工科大学として、革新的な教育モデルを提案しています。具体的には、ソフトウェアエンジニアリング、観光経営、プランニングデザインの3つの専攻を展開しており、学生には実践的な教育環境を提供しています。特に企業とのパートナーシップを通じて、国内外の大手企業への就職実績も豊富です。
2024年の式典では、これまでの成果を祝いつつ、新たな未来への決意を再確認する重要な場となります。この機会を通じて、次世代のリーダーたちがどのように育成されるのか注目が集まります。記念式典の詳細については、公式ウェブサイトを通じて最新情報が発信されるので、ぜひチェックしてください。
取材申し込みについて
取材や参加申し込みは広報担当の黒瀬千尋までご連絡ください。メールアドレスは
[email protected]、または電話番号 +81-50-5532-1159 です。アジアイノベーション大学の10周年記念式典は、教育の未来を考える上でも注目のイベントとなるでしょう。