ライブコマースを飾る新たな要素『WABE』
2025年4月25日、株式会社Cellestが新しいライブコマース専用ECモールアプリ「WABE」を正式にローンチしました。このアプリは、ライブ配信とECの融合を図り、より快適で楽しめるショッピング体験を消費者に提供します。日本市場でのライブコマースのインフラ化を目指すCellestは、これまでの課題を克服し、新たな購買体験を形作っていくことを狙っています。
構想の背景と課題解決
ライブコマースは近年、急速に普及していますが、従来のプラットフォームはいくつかの欠点を抱えていました。特にECサイトに緊急に追加されたライブ配信機能は、販売業者や消費者にとって使い勝手が悪くなる要因となっていました。また、デジタルリテラシーが高くないユーザーにとって、複雑な操作がストレスの原因となることも多々ありました。これらの問題を解決するために、Cellestは「WABE」を開発しました。
このアプリは、映像配信、決済、顧客管理を一体化しており、配信者と視聴者の双方がストレスなく利用できる環境を構築しています。
アプリ「WABE」の特長
「WABE」は、「見て(Watch)」、「きいて(Ask)」、「買って(Buy)」、「たのしい(Enjoy)」の4つの側面を持っており、消費者に新しい購買体験を提供します。販売事業者はライブ配信を通じて消費者とリアルタイムでコミュニケーションを図り、商品の魅力を直接伝えることが可能です。また、配信外でも商品購入が可能なモール機能や、SNSのダイレクトメッセージ機能が備わっていることも大きな魅力です。
販売事業者は、「WABE」において注文状況や顧客データの管理からデータ分析まで手軽に行えます。これにより、業務効率が向上し、より良い顧客サービスを提供できるようになります。
代表の想いと拡張するサービス
株式会社Cellestの代表取締役CEO、佐々木宏志氏は、『WABE』がもたらす新しいショッピング体験について、「ライブコマースは実店舗に行けない方やネットショッピングに困難を感じる方に新たな購買体験を提供する手段である」とし、「WABE」のコンセプトにはその思いが込められています。
彼は、2017年から業界での経験を生かし、サービスの質を向上させ続ける意義を強調。視聴者が安心して楽しめる環境を整えていくことで、ライブコマースの浸透を図っていくと語っています。
さらなる展望
「WABE」のリリースに際し、今後2ヵ月間はサービス品質の向上を目指し、利用できる事業者数が制限される予定です。配信を希望する事業者は、公式サイトの問い合わせフォームから申し込みが可能です。
Cellestはライブコマースを通じて、より楽しく便利な買い物体験を提供し続け、消費者と販売者の架け橋となることを目指しています。
為替の変動やデジタル化が進む中で、ライブコマースの重要性は増しており、次世代のECのスタンダードを築く存在になることは間違いありません。これからも「WABE」はその進化を続け、多くのユーザーに愛されるプラットフォームとして成長していくことでしょう。
会社情報
株式会社Cellestは、大阪府に本社を置き、2017年からライブコマースの世界に参入。エンターテインメント性を活かしながら、ライブコマースをより身近にするためのサービスを展開し続けています。
公式サイトやSNSを通じて、今後の展開から目が離せません。ライブコマースの未来を担う「WABE」を、ぜひ体験してみてください。