毎日新聞が校閲力講座第3期を発表
2024年9月に、毎日新聞社が運営する「毎日ことばplus」が、新たに「校閲力講座」の基礎編第3期をリリースしました。この講座は、校閲に関する基礎知識や技術を動画形式で学ぶことを目的としています。
校閲力講座の概要
毎日新聞は、その長い歴史の中で培ってきた校閲に関する豊富なノウハウを伝えたいと考え、2023年5月に「入門編」を発表しました。この入門編は予想以上に多くの方々に視聴され、好評を得てきました。
その後、2024年6月には実際の校閲作業に役立つ「基礎編」をスタートさせました。この基礎編は、受動的な学びではなく、自らの手で校閲を体験する機会を提供します。実際の事例や誤用例を豊富に取り込み、実践的な内容となっています。全体で合計80回の動画を用意し、その内容を8期に分けてリリースしています。
今回はその第3期目のリリースです。新たに提供されるのは10回分で、価格は5000円(税込み)です。各動画は約10分程度で、購入や視聴の制限はありません。
特典について
さらに、2024年10月末までに第3期を購入した方には、500円のAmazonギフトカードが進呈されるキャンペーンも実施中です。第2期を購入済みの方には、ギフトカード計1000円分を贈呈しています。この特典は2024年12月中旬にメールで配信予定です。
過去の講座について
現在、入門編や基礎編第1期と第2期も引き続き販売中です。入門編は20回分で2000円(税込み)、基礎編第1期と第2期はそれぞれ10回分で5000円(税込み)です。すべての講座において、わかりやすく構成された内容が魅力となっています。
第3期の内容
今回のリリース第3期は全80回中、21回目から30回までを含みます。具体的には、21・22回目で「現代仮名遣い」、23・24回目は「外来語の表記」、25回目で「平仮名・片仮名問題」、26回目は「記号」について深堀りします。そして、27〜29回では誤りやすい慣用語句に焦点を当て、30回目では送信前の見直しの重要性についてお話しします。
PDF教材の提供
さらに、動画に加えて、PDF教材も用意されています。この教材は単に動画の内容を繰り返すものではなく、補足情報や練習問題が含まれており、実践的な学びが得られる構成となっています。これによって、校閲に対する理解を更に深めることが可能です。
過去の講座を振り返る
校閲力講座は非常に緻密に全80回のカリキュラムを組んでおり、毎日新聞校閲センターのプロの記者たちが自らの経験を元に構成しています。第4期のリリースは約2カ月後を予定しており、それまでの間にじっくりと第3期の内容を学び、実践を重ねることをお勧めします。
興味のある方は、ぜひこの機会を逃さずに受講してみてはいかがでしょうか。学んだ知識を実生活に生かすことができるかもしれません。
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