地域と世界をつなぐアート体験がホテルで実現！Eri Tsutsumy個展

Eri Tsutsumy Exhibition｜Re-think

福岡市中央区に位置するクロスライフ博多柳橋では、TAG STÅ Art Agency Fukuokaの企画のもと、アーティストEri Tsutsumyによる個展「Eri Tsutsumy Exhibition｜Re-think」が開催されます。この展示は、当ホテルが2023年に開始したアーティスト支援プロジェクト『ARTISTS in CROSS Life』の一環であり、地元のアーティストたちに表現の場を提供することを目指しています。

展示の趣旨

この個展は、まさに地域と旅人が交わるホテルという「場」において、日常の中での新たな気づきを促すことをテーマにしています。Eri Tsutsumy氏は福岡出身のアーティストで、その作品は言葉や記憶、余白と質量をテーマとした静かな対話を織り成します。「Re-think」と名付けられたこのシリーズは、作家が就寝前に行う“連想ゲーム”から生まれた独自の言葉の組み合わせを元にしています。

展示内容

展示の中では、「Morgen – Geburt（朝 – 誕生）」、「Sprache – Verbindung（言語 – つながり）」、「Erfahrung – Freundlichkeit（経験 – 優しさ）」など、アーティストの個人的な体験からインスピレーションを受けた言葉がミニマルな形式で描かれています。また、ドイツ語の「Brunnen」にインスパイアされた抽象絵画も展示されており、滲みと線の重なりから構成されています。これにより、見る人々は時間や記憶の深層に思いを馳せることができるようになります。

この個展の目指すところは、訪れるゲストに日々の生活を見つめ直す機会を提供し、その中で「まなざしの再起動」を促すことです。アートと体験を融合させることで、観覧者は新たな感覚を得られることでしょう。

期間と入場情報

展示は2025年9月30日（火）まで行われ、入場は無料です。この機会にぜひクロスライフ博多柳橋の1Fロビーで、Eri Tsutsumyの魅力的な作品を体験してみてください。

Eri Tsutsumyについて

Eri Tsutsumy氏は福岡県出身で、福岡デザイン専門学校を卒業後、スイスと日本を行き来しながらアート活動を行っています。主な展示経験としては、スイスでの個展や国内のグループ展があり、近年では福岡を拠点にした活動を続けています。アートを通じて人と地域を繋げることに情熱を注いでいます。

クロスライフ博多柳橋の施設について

クロスライフ博多柳橋は、博多エリアの伝統的な街並みに位置しながら、新しい文化を融合させる「歩いて楽しいまち」に位置します。地元の食文化や芸術の魅力を体験できる場所としても知られ、宿泊者はもちろん地元の人々にとっても居心地の良い空間となっています。

この展示を通じて、地域とアート、そして新しい体験を結びつける場を提供することを期待しています。