ソフトバンクとネットスコープがセキュリティサービスの革新を推進
ソフトバンクとネットスコープの新たなパートナーシップ
2024年8月5日、東京都で優れたセキュリティサービスを展開するネットスコープ株式会社が、通信大手のソフトバンク株式会社との提携を発表しました。この提携により、ネットスコープはソフトバンクをマネージドサービスプロバイダー(MSP)として、独自のインテリジェントセキュリティサービスエッジ(SSE)を日本の企業に向けて提供します。これは、ネットスコープが日本国内で初めて締結したMSP契約であり、米国企業としての日本市場での展開における重要なステップとなります。
ソフトバンクは長年にわたり、企業に必要不可欠な通信サービスを提供してきましたが、近年はその豊富な経験を基に、企業や社会のデジタル化をサポートする革新的なサービスを展開しています。この新たなパートナーシップでは、ネットスコープのSSEにおけるリーダーシップと、その強力なプライベートSASEクラウドであるNetskope NewEdgeを活かし、ソフトバンクの豊富なリレーションシップとノウハウを組み合わせることで、社会全体のデジタル化を推進する革新的なソリューションが提供されます。
ネットスコープのONEプラットフォームは、ユーザーの場所やデバイスを問わず、さまざまなクラウドサービスやウェブサイト、プライベートアプリへの安全なアクセスを実現します。これにより、きめ細かな可視性やリアルタイムでのデータ保護、脅威への対応が可能となります。SSEは、ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)、セキュアWebゲートウェイ(SWG)、クラウドアクセスセキュリティブローカー(CASB)、データ損失防止(DLP)など、包括的なセキュリティ技術を統合したクラウドネイティブのスタックです。2024年には、ネットスコープのインテリジェントSSEがGartner社のセキュリティサービスエッジ(SSE)マジッククアドラントで3年連続でリーダーに選定されるなど、その実力が証明されています。
ソフトバンクはすでに2023年からネットスコープのインテリジェントSSEのマネージドサービス提供を始めており、今回のMSP契約により、大手企業だけでなく、中堅・中小企業への導入を積極的に進めていく方針です。このために、エンジニアの育成やサービス提供体制の強化に努めるとともに、従来のマネージドセキュリティサービスと連携した安全なクラウドセキュリティ、データ保護、コンプライアンス対策を幅広く提供します。
ソフトバンクの法人プロダクト&事業戦略本部の中野博徳副本部長は、「ネットスコープのSSEソリューションをMSPとして提供できることを非常に嬉しく思っています。デジタル化が進む中で、セキュアなクラウド活用を実現するSSEの重要性が高まる中、ソフトバンクは引き続きサービス提供体制を強化し、ネットスコープと共に多様な企業のニーズに応えていく考えです」とコメントしました。
ネットスコープジャパンのカントリーマネージャー、大黒甚一郎は、「業界のリーダーであるソフトバンクによって私たちのテクノロジーがマネージドサービスとして提供されることは、私たちの技術が広く認められている証といえます。ソフトバンクの豊富な顧客基盤とネットスコープの革新的なソリューションを組み合わせることで、日本企業に対してクラウドセキュリティの価値をより多く提供できると信じています。また、中堅・中小企業への包括的なマネージドセキュリティサービス提供が実現できることも嬉しく思います」と述べました。
この新たなサービスについての詳細は、ネットスコープまたはソフトバンクのウェブサイトをご覧ください。
ネットスコープとは
ネットスコープは、全球的なSASEのリーダーとして、企業がゼロトラストの原則をもとにデータを保護できるよう支援しています。Netskopeプラットフォームは、ユーザー、デバイス、データへの最適なアクセスとリアルタイムなセキュリティを提供し、フォーチュン100企業の中でも25社以上に導入されています。さまざまな脅威やリスクに対応し、パフォーマンスを向上させるためのビジュアリゼーションを提供することを通じて、ネットスコープは顧客の安全をサポートし続けています。
会社情報
- 会社名
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Netskope Japan株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビルディング10階 EGG・JAPAN内
- 電話番号
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