コアラのユーカリカップ
2025-11-27 15:42:03

名古屋・東山動植物園がコアラのユーカリでリユースカップを開発

名古屋の東山動植物園が注目のプロジェクトを始動



愛知県名古屋市の東山動植物園が、コアラのユーカリを活用した新しいリユースカップ「ユーカリアップサイクルタンブラー」を発表しました。これは、園内で飼育されるコアラが食べ残したユーカリの幹や剪定された枝を再利用し、環境に優しい商品を作ろうという試みです。新しい商品は、アサヒユウアス株式会社の協力により開発されました。

この取り組みは、12月1日から2月28日まで実施されるふるさと納税型クラウドファンディング企画「東山動植物園コアラ応援プロジェクト~コアラのユーカリを守りたい~」の返礼品として利用されます。支援者への返礼品となるこのタンブラーは、環境への配慮と動物保護意識が融合した魅力的なプロダクトです。

「ユーカリアップサイクルタンブラー」の魅力



「ユーカリアップサイクルタンブラー」は、その名の通り、コアラが食べ残した部分までを有効活用しています。これまでは廃棄されていたユーカリの幹や剪定枝を素材にすることで、廃棄物を減らし、循環型社会の実現を目指しています。タンブラーには、コアラをはじめとする東山動植物園の動物たちの可愛いイラストが描かれています。これにより、使用するたびに豊かな動植物園の体験を思い出させることでしょう。

アサヒユウアスが開発したこのタンブラーは、全体の51%がユーカリ素材を使用しており、環境に配慮した技術が投入されています。これにより、利用者は普通のタンブラーを使う際にも、サステナブルな選択をすることができます。

プロジェクトの背景となる思い



プロジェクトの背景には、アサヒグループが掲げる「環境」「コミュニティ」「責任ある飲酒」「健康」「人権」という5つの重要課題があります。これらの課題に対する取り組みを通じて、アサヒユウアスはステークホルダーとの共創を大切にし、魅力的な商品やサービスを提供しています。実際、寄付金はユーカリの持続可能な供給を確保するために役立てられる予定です。

動物保護と環境保全の両立



「東山動植物園コアラ応援プロジェクト」は、観光地としての名古屋を支えるだけでなく、動物たちの生活環境の質を向上させることにも寄与しています。コアラという特別な動物とその食物であるユーカリの両方を守るための具体的なアプローチとして、このリユースタンブラーは非常に価値のある商品と言えるでしょう。このようなプロジェクトは、地域の活性化にもつながります。

まとめ



今後も東山動植物園とアサヒユウアスのコラボレーションが進み、より多くの環境に優しい商品が生まれることが期待されます。地域社会との共生を図りながら、持続可能な未来を築くための一歩として、「ユーカリアップサイクルタンブラー」は大きな可能性を秘めています。ぜひこの機会に、コアラと環境保護の一助となるタンブラーに手を伸ばしてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
アサヒグループホールディングス株式会社
住所
東京都墨田区吾妻橋1-23-1
電話番号

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