新ポータル「ツナグバ」
2023-04-17 10:11:15

成基コミュニティグループが不登校問題に挑む新ポータル「ツナグバ」の魅力とは

不登校児童支援の新たな試み「ツナグバ」



近年、全国で不登校の児童が増加していることが深刻な問題となっています。文部科学省の調査によると、2021年時点で小学生が81,498人、中学生が163,442人、合計244,940人の子どもたちが不登校という状況にあり、この数は年々増加しているのです。少子化が進行している中で、特に注目すべきはその増加率です。2020年から2021年にかけては約5万人も追加で不登校となり、過去最大の人数が記録されています。

このような背景の中、近畿圏を中心に150教室を展開する成基コミュニティグループは、新たなアプローチとして不登校児童を支援するためのポータルサイト「ツナグバ」をリリースしました。このサイトは、地域の教育課題を解決するための一環として、多くの子どもたちとその家族に寄り添うことを目指しています。

「ツナグバ」の具体的なサポート内容



「ツナグバ」では、臨床心理士やスクールカウンセラー等の専門家が監修したコラム記事が掲載されており、フリースクールや通信制高校、不登校に関する悩みについて、信頼できる情報が提供されています。ユーザーは疑問を解消するための「Q&A」機能を利用することができ、同じ悩みを抱える経験者や専門家からアドバイスを受けることが可能です。このコミュニティを通して、情報交換や相談ができる環境が整っています。

「ツナグバ」は、教育における地域貢献の一環として、今後ますます発展していくことが期待されています。さらに、成基コミュニティグループは、5月には完全オンラインのフリースクール「シンガク」の開校を予定しており、不登校児童への支援を一層強化していく方針です。

不登校問題を解決するための新たな取り組み



成基コミュニティグループの代表である佐々木雄紀氏は、「『ツナグバ』と『シンガク』が、さまざまな子どもたちやその保護者の力になるよう、今後も邁進していきたい」と述べています。彼らは、教育環境の向上に取り組むと同時に、個別に最適化された教育の提供に努めています。

その一環として、株式会社ENロジカルと共同でコラム記事を制作し、教育や学びに関する様々な情報を発信しています。これにより、学生や保護者が求める知識をわかりやすく提供し、大学受験に向けた情報メディア「Stapedia(スタペディア)」も運営しています。

まとめ



不登校問題は、単に学校に行かない子どもたちの話ではなく、社会全体で取り組むべき課題です。「ツナグバ」が提供する情報やサポートを通じて、不登校の子どもたちが自分らしい学びを見つける手助けができればと願っています。今後も成基コミュニティグループがこの分野でどのように進展していくのか、注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社成基
住所
京都府京都市中京区蒔絵屋町265-2SCGビル
電話番号

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