泉大津市のふれあいバスがアートで彩られる!
大阪府泉大津市では、高齢者や障がい者、子育て世代など幅広い層の方々が利用できる福祉バス、通称「ふれあいバス」が運行しています。この度、泉大津市出身で文化芸術のまちづくり応援大使を務める絵師、木村英輝氏の作品がラッピングされることが決まり、注目を集めています。
アートによる活性化の試み
この取り組みは、市民にふれあいバスを多く利用してもらい、地域の社会参加を促進することを目指しています。木村氏の作品は「天」「地」「水」というテーマでそれぞれのバスにラッピングされ、視覚的な楽しさを提供します。具体的には、空を舞い上がる「蝶」を天に、地を駆け抜ける「象」を地に、水辺から滝を登る「鯉」を水に見立てています。それぞれの作品は、運行するコースのシンボルカラーにもマッチしており、特に「蝶」は緑、「象」は赤、「鯉」は青で彩られています。
福祉バスの役割とは
ふれあいバスは、総合福祉センターを起点とし、北回り、中回り、南回りの3つのコースを持ち、各コースには1日5便が設定されています。利用対象は、60歳以上の方、障がい者手帳を持つ人、妊産婦、乳幼児連れの人々となっています。このように、特に利用者のニーズに応えたバスが地域での社会参加を助ける役割を果たしています。
木村英輝氏の魅力
木村英輝氏は、泉大津市出身の画家であり、伝説的な音楽イベントのオルガナイザーとしても知られています。その後、芸術の道に進み、独特のスタイルで多くの作品を手がけています。彼の作品は色彩の鮮やかさや独特のデザインで非常に人気があります。壁画だけでなく、「アートブランケット」や「だんじり絵図屏風」など地域文化の振興にも貢献しています。
イベント情報
木村氏のラッピングされたふれあいバスの披露は、2024年9月21日から22日に開催される「IZUMIOTSU WELL-BEING EXPO 2024」の二日目に行われます。このイベントでは、彼自身と泉大津市長のトークショーも計画されています。ラッピングバスの運行開始は9月24日からで、市内のさまざまな場所で見ることができます。
まとめ
泉大津市のふれあいバスがアートによって彩られることで、市民に新たな楽しみを提供する試みが進行中です。このバスが市内を巡回することで、福祉の輪が広がることが期待されています。木村氏の鮮やかな作品は、地域の活性化や芸術振興に貢献し、市民をわくわくさせることでしょう。