コングラントとREADYFORが描く新たなファンドレイジングの未来とは

コングラントとREADYFORが手を結ぶ

2023年、寄付DXシステムを手掛けるコングラント株式会社と、日本初のクラウドファンディングサービスを提供するREADYFOR株式会社が提携を結びました。この業務提携により、両社のファンドレイジングサービスが融合し、非営利組織が持つ社会課題の解決に向けた新たな支援の仕組みが誕生します。

ファンドレイジング、つまり資金調達は、特に社会課題に直面する非営利団体にとって必要不可欠であり、それを実現するための安定した資金調達手段を求める声が強まっています。コングラントは「すべての挑戦を支える」を理念に、寄付決済を中心とした寄付DXシステムの提供を行い、これまでに2,800以上の組織に対し、80億円以上の寄付流通を実現しました。

一方でREADYFORは、2.9万件以上のクラウドファンディングプロジェクトを支援し、460億円以上の支援を集めてきた実績を持ちます。両社の強力な連携により、ファンドレイジングの選択肢はさらに広がり、社会的なインパクトを持つ支援活動の実現が期待されています。

具体的な業務提携の内容

提携によって実現されるサービスの流れは以下の通りです。

- コングラントからREADYFORへ: コングラントを利用している団体が大規模なクラウドファンディングを希望する際に、READYFORのサービスを紹介し、専任のキュレーターが資金調達をサポートします。
- READYFORからコングラントへ: READYFORでクラウドファンディングを行っている団体向けに、コングラントの寄付DXシステムを紹介し、寄付募集の基盤を提供します。

このように、両社間の相互紹介が実現することで、対象団体のファンドレイジング活動が一層円滑になり、長期的な資金調達の維持が可能になります。

ウェビナーイベントの開催

さらに、コングラントとREADYFORは、ファンドレイジングに関するウェビナーイベントを共催します。このオンラインイベントでは、それぞれの強みや実践的なノウハウを共有し、クラウドファンディングの伴走型支援や寄付DXの最新情報が提供される予定です。参加は無料で、2025年1月23日（木）16:00〜17:00に開催されます。