大阪ガス、再生可能エネルギー発展へSonnedix社と提携を強化
大阪ガスが再生可能エネルギーの分野で新たな一歩を踏み出す
大阪ガス株式会社は、世界的な再生可能エネルギー発電事業者であるSonnedix Power Holdings Limitedとの提携を一層強化することを発表しました。この度、福島県相馬市に位置する相馬坪田太陽光発電所の持分40%を取得し、出資が7件目となることから、出資先の発電所の発電容量は合計で25万kWを超えることとなりました。
この相馬坪田太陽光発電所は、2022年2月に運転を開始したもので、約4万kWの発電能力を持っています。大阪ガスは、ここで生み出される電力を特定卸供給を通じて全量引き取り、さらに、FIT非化石証書と組み合わせて、環境意識の高いお客様への再生可能エネルギー電気を提供する計画です。これは、持続可能なエネルギー供給を求める顧客のニーズに応えるものです。
今後の発電所の価値向上を目指して
大阪ガスとSonnedix社は、蓄電池を併設することを通じて共同で保有する発電所の価値向上を図る方針です。これにより、より効率的で高品質なエネルギー供給が可能になります。さらに、大阪ガスはコーポレートPPA(Power Purchase Agreement)を利用した新しい電源の開発についても検討を進めています。
2050年カーボンニュートラルへの道
Daigasグループは、2050年までにカーボンニュートラルを実現すべく、国内外で再生可能エネルギーの普及を推進しています。今回の相馬坪田太陽光発電所の追加により、2030年度までに500万kWを目標とする再エネ普及貢献量は約374万kWに達する見通しです。これにより、大阪ガスは低炭素社会の構築に寄与し続けることが期待されています。
関連情報
大阪ガスは、2014年の設立以来、主にガス供給を行ってきましたが、近年は再生可能エネルギーや電力販売にも注力しています。また、Sonnedix社は、太陽光発電所の開発から運営に至るまで幅広く展開しており、双方の使命がしっかりと合致した形での協力関係が築かれています。これにより、日本国内での再生可能エネルギーの普及が加速することが期待されています。
今後も大阪ガスは、Sonnedix社との連携を通じて、持続可能なエネルギー社会の実現に向けて邁進していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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Daigasグループ
- 住所
- 大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2号
- 電話番号
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