物流施設の発展
2022-06-09 11:08:05
クレド・アセットマネジメントが埼玉に物流施設の開発を開始
クレド・アセットマネジメント、新たな物流施設開発へ
不動産アセットマネジメント会社のクレド・アセットマネジメント株式会社(東京都港区)は、同社初の物流施設「CREDO桶川伊奈」の開発を始めました。このプロジェクトは埼玉県北足立郡伊奈町に位置し、2023年10月の竣工を予定しています。クレド・アセットマネジメントは2021年に設立され、不動産の開発・運営を通じて顧客や地域社会に新しい価値を提供することを目指しています。
物流ニーズの増加
近年、EC(電子商取引)の急成長に伴い、物流業務に対する需要が高まっています。物販系EC市場はすでに12兆円を超え、物量も多頻度小口化しているため、効率的な物流オペレーションが求められています。このような背景に対してクレド・アセットマネジメントでは、先進的な物流施設を開発し、テナントのニーズに細かく応えられるようにしています。
「CREDO桶川伊奈」は、この圧倒的な物流需要に応えるために設計されています。交通アクセスの良さから、周辺地域への配送拠点としての役割を果たすことが期待されています。圏央道「桶川加納IC」から約6.1km、「白岡菖蒲IC」からは約5.4kmと、高速道路からのアクセスにも優れています。また、埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)「内宿駅」からも徒歩圏内という利点も持っています。
先進的な物流施設の特徴
「CREDO桶川伊奈」は一社専用の物流施設として設計されており、24時間365日のオペレーションが可能です。敷地面積は約5000㎡、延床面積は約10000㎡と大規模で、機能性を重視した設計が特徴です。一階は柱のないブレースレス構造になっており、搬入出を効率的に行うための空間が確保されています。
さらに、事務所や休憩エリアが集約されることで利便性が高められ、環境にも配慮したデザインが採用されています。自然材を用いたデザインや、ウェルビーイングに配慮した作業環境の提供に加え、環境認証も予定されています。
多様な物流施設ソリューション
クレド・アセットマネジメントは、新規開発だけでなく既存施設の取得やリノベーションも手掛けており、多様なニーズに応じた物流施設のソリューションを提供しています。また、従来の物流施設にとらわれず、テナントの将来的なニーズに応じたオプションも充実させています。マテハン(マテリアルハンドリング)機器や温度管理、セキュリティ強化が可能で、幅広い業種での活用が期待されています。
今後、クレド・アセットマネジメントは関東や関西を中心に、さらなる事業拡大を進めていく方針です。物流施設の開発においては、質や機能性にこだわり、新たな投資機会を提供する企業としての成長を目指しています。これからの進展に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
クレド・アセットマネジメント株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門1-17-1虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
- 電話番号
-
03-6807-5873