日本初!マインクラフトで“才能診断”
株式会社ゲームベースドラーニング(以下、GBL)は、2025年夏に開催予定の特別講座「Dream Home Project」で、人気ゲーム「マインクラフト(教育版)」を活用した新しい才能診断プログラムを提案します。この講座では、小学生を対象に、ゲーム学習の教育効果を定量化できる分析ツール「4CsGram®」を導入。今回の取り組みは、教育の未来を見据えた革新的な試みです。
1. 非認知能力への注目とゲーム教育
日本の教育現場では、GIGAスクール構想やプログラミング教育の必修化が進み、非認知能力や21世紀型スキル(批判的思考・創造性・協働力・伝達力)が重視されています。一方で、家庭においては、ゲームをあまりにもすることで「この子に何が身についているのか?」という不安が保護者の間で広がっています。GBLでは、ゲームを「遊び」だけでなく「学びの教材」として位置づけ、その成果を客観的に示すことで、この不安を払拭しようとしています。
2. 「4CsGram®」による才能診断
「4CsGram®」は、小学生たちが講座を終えた後に受ける専門的なアンケートをもとに、以下の四つの能力を数値化します。
- - 批判的思考力:物事を深く考える力
- - 創造性:新しいアイデアを生み出す力
- - 協働力:仲間と協力して目標を達成する力
- - 伝達力:考えを効果的に伝える力
結果は単なる数字のグラフだけでなく、子どもたちの特性を「建築士」「探検家」「賢者」などのRPGジョブとして診断します。この“魔法のレポート”は、保護者にとって理解しやすく、子どもたちにとってはワクワクする内容になっています。
3. 講座内容:マインクラフトで夢の家を創る
講座では、参加する小学生たちが「マインクラフト(教育版)」とAIを駆使して、自分だけの夢の家をデザイン・建築します。この体験を通じて、遊びながら創造力や計画性を養い、自然とAIリテラシーも身につけることができます。講座の終わりには「4CsGram®」を用いて学びの効果を診断し、保護者にレポートをお配りします。
4. 保護者の声から生まれたプロジェクト
このプロジェクトは、運営中のスクールで寄せられた「ゲームの教育効果が見えない」という保護者の声を受けて始まりました。教育現場では、子どもたちがゲームで得られる効果が実感できず、それが退会につながるケースもあります。このため、ゲームに潜む「見えない力」を可視化し、データで示す仕組みを作りました。
5. 代表コメント
GBLの代表取締役、首藤大介氏は、「私たちはゲームが子どもたちの可能性を広げる力を持っていると実感しています。『4CsGram®』を通じて、子どもたちの見えない成長をデータで実感していただきたい。また、ゲームでの遊びを未来を生き抜く強みに変える新しい教育サービスの形を探求していきたい」と述べています。
このように、ゲームを利用した新たな教育プログラムは、子どもたちの成長を支える革新的な試みとして期待されています。今後の「Dream Home Project」の展開にも注目です。