飲食業界の新潮流
2023-01-25 16:10:01

新たな飲食業界の風を感じる!バーチャルレストランとは何か?

飲食業界の新たな風、バーチャルレストランの魅力



新型コロナウイルス感染拡大が続く中、飲食業界は多大な影響を受けてきました。しかし、その一方でフードデリバリーサービス市場は急成長を遂げています。経済産業省の調査によれば、2021年の市場規模は前年から37.8%増加しました。そうした逆境の中、さいたま商工会議所青年部が2月21日に主催したYEG大学オープン講座「最近流行りのバーチャルレストランってなんだ?!」では、飲食業者がこの新たな流れをどのように活用できるのかを探ります。

バーチャルレストランとは



この講座の講師を務めるのは、株式会社バーチャルレストランの代表取締役社長、牧本天増氏です。バーチャルレストランとは、実店舗を持つ飲食店がその厨房の空き時間を活用し、他のブランドの料理をデリバリー専用で提供するモデルです。このシステムでは、多様なメニューを用意できるため、店舗が持つブランドを損なうことなく、新たな収益チャンスを生み出すことが可能です。

現在、この「バーチャルレストラン」には約600の飲食店舗が参加し、2023年1月時点で4500以上のデリバリーアカウントを持つまでに成長しています。これにより、飲食業者は新たな収益源となるビジネスモデルを持つことができるのです。

地域経済における意味



さいたま市には、近年増加している飲食店が約9,835店舗存在しており、多くの市民の日常生活に深く根付いています。飲食業者が経済環境や新型コロナウイルスの状況に左右されず、独自の戦略を立てることは、地域経済を活性化させるためにも重要です。今回の講座を通じて、参加者たちが最新の経営手法を学び、地域発展に寄与することが期待されています。

イベントの内容と目的



YEG大学オープン講座は、参加者が新たなビジネスの可能性について学ぶ場を提供し、事業者同士の交流を促進することを目的としています。

イベント概要


  • - 名前: YEG大学オープン講座「最近流行りのバーチャルレストランってなんだ?!」
  • - 日時: 令和5年2月21日(火)16:00~19:00
  • - 会場: まるまるひがしにほん 東日本連携センター(さいたま市大宮区)
  • - 対象: 飲食事業者および関心のある経営者50名
  • - 講師: 牧本天増氏(株式会社バーチャルレストラン)
  • - 内容: 第1部 講演会、第2部 調理実演や試食を楽しむ立食形式の交流会
  • - 料金: 無料(事前申し込み制)

このイベントは、新たなビジネスの創出や参加者同士のネットワーキングの場として役立つことが期待されています。

さいたま商工会議所青年部について



さいたま商工会議所青年部は、地域貢献や会員交流を通じて企業の発展に寄与することを目的とした団体です。若手経営者が未来を見据え、チャンスを掴むための活動を続けています。

このように、バーチャルレストランという新しいビジネスモデルが注目される中、飲食業者たちは新たな挑戦を始めています。地域の経済活性化に向けての第一歩として、今後の動向に要注目です。

会社情報

会社名
さいたま商工会議所青年部
住所
埼玉県さいたま市浦和区高砂3-17-15さいたま商工会議所会館3階
電話番号
048-838-7703

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