新アプリ『Politica』
2011-05-31 00:00:01

政治家必見!新アプリ『Politica』がFacebook運用を革新

政治家必見!新アプリ『Politica(ポリティカ)』が登場



最近、政治家向けの新しいFacebook制作アプリ『Politica(ポリティカ)』が公開され、注目を集めています。このアプリは、外資系PR企業ヒル アンド ノウルトン ジャパンと大学生たちのチームが共同で開発したもので、政治家や政治志望者が簡単に魅力的なFacebookページを作成できるよう支援します。

アプリの特徴と利点


『Politica』は、政治活動におけるコミュニケーションの効率化を図ることを目的としています。このアプリを利用することで、ユーザーは政党、議員区分、重要課題、マニフェストなどを直感的に編集・掲載でき、政治家としての自分を効果的にアピールすることが可能です。その結果、有権者や支持者とのつながりがより強化され、ファンコミュニティの構築にも寄与します。

さらに、アプリの大きな特徴は、Facebook上で自分が発信したメッセージへの「いいね!」を累積的に表示できることです。これにより、支持層からの評価や反応を一目で確認できるため、自らの政策や活動に対するフィードバックをリアルタイムで把握することができます。

利用の流れと今後の展望


『Politica』は、2023年5月1日からのテスト期間を経て、6月中旬に正式に公開される予定です。基本的には無料で利用できるため、多くの政治家や立候補者が手軽にこのツールを活用できるメリットがあります。また、7月以降には機能を強化した有料版の提供も計画中で、その内容や価格については公式に発表されることを待つ必要があります。

このアプリは、国内での利用にとどまらず、今後は海外での展開も視野に入れています。特にFacebookの利用率が高い東南アジアの国々をターゲットに、多言語対応を進めていくとのことです。

プロジェクトの背景


このアプリを開発したのは、慶應義塾大学と早稲田大学の学生5名で構成された「Type-C」というチームです。彼らはソーシャルメディア活用に特化したサポートを行っており、これまでにも様々なプロジェクトを手掛けてきました。代表の松村大貴氏は、文化庁メディア芸術祭への参加や映画『ソーシャル・ネットワーク』がきっかけとなり、都市と政治をテーマに活動を広げてきました。

企業の広報戦略の変貌


ヒル アンド ノウルトン ジャパンは、企業と顧客のつながりを見つめ直し、これまでのB to C(消費者向け)からB to P(個人向け)への転換を図っています。現在の時代は、情報の受発信が個々のレベルで行われるようになり、PR活動も公衆との「Public Relations」から、個々人との「Personal Relations」へと移行しています。これに伴い、『Politica』が果たす役割はますます重要になるでしょう。

まとめ


新しいソーシャルメディア活用の一環として登場した『Politica』は、政治家や政治志望者が自らのメッセージを効果的に発信し、有権者とのコミュニケーションを促進するための道具です。これまでの枠にとらわれないこの挑戦が、政治活動の新たな風を吹き込むことに期待が寄せられています。今後の動向に目が離せません。

会社情報

会社名
ヒル アンド ノウルトン ジャパン株式会社
住所
東京都港区六本木3-5-27六本木YAMADAビル 8F
電話番号
03-4520-5800

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