BooostがSOC 2 Type I保証を取得、企業のSXを強力支援

Booost株式会社（東京都品川区、代表取締役：青井宏憲）は、企業のサステナビリティ・トランスフォーメーション（SX）を支援するためのプロダクト「booost Sustainability」が、国際的な内部コントロール保証である「SOC 2® Type I」の保証を取得したことを発表しました。この取得により、Booostのサービスがトラストサービス基準に準拠した管理体制を確固たるものとして、第三者機関によって認証されたことが確認されました。

背景

昨今、企業がクラウドサービスを利用する際には情報の透明性と信頼性が極めて重要視されています。特に法人向けクラウドサービスでは、強固なセキュリティ管理体制の構築だけでなく、その適切性が外部監査によって保証されることが選定基準となりつつあります。Booostは、サステナビリティを支える技術的パートナーとして、企業の価値向上を常に追求しており、その一環としてSOC 2 Type Iの取得に至りました。

SOC 2そのものとは

SOC 2（System and Organization Controls）は、米国公認会計士協会（AICPA）が提唱したトラストサービス基準に基づいています。この基準では、事業者やITサービス提供者が情報管理プロセスを適切に設計し運用しているかどうかを、第三者が確認します。SOC 2 Type Iは特定の時点での設計を評価し、Type IIは一定の期間にわたる運用の実効性を評価します。

Booostの取得したSOC 2 Type Iの概要

取得したSOC 2 Type Iは、以下の内容に関連しています：

- 対象サービス：booost GX、booost ESG、booost Supplier
- 対象範囲：セキュリティ（Security）
- 基準日：2025年10月31日

この報告書は、既存の顧客には担当のセールス・サポート窓口、また新規顧客には公式サイトの「その他お問い合わせ」からアクセスが可能です。

今後の展望

Booostは今後も内部統制の強化およびプロダクト基盤の向上に努め、企業のSXを長期的に支援する体制強化を図ります。サステナビリティ経営を支える“新しい経営OS”として、より高い信頼性と価値を提供することで、顧客の企業価値向上と持続可能な社会の実現に寄与します。

booost Sustainabilityとは

Booostが提供する「booost Sustainability」は、サステナビリティERPとしてシェアNo.1の地位にあり、国際開示基準に準拠した統合型SXプラットフォームです。環境、社会、ガバナンスなどのデータポイントに基づく財務情報の収集、集計を自動化し、リアルタイムでモニタリング可能です。このプラットフォームは、グローバルに対応したデータガバナンス機能を搭載し、多階層の承認フローを実装できるよう設計されています。また、製造業界や物流業界などの業界特化型ソリューションも展開しており、サステナビリティ関連の財務情報開示に向けた業務を効率化する機能を各段階で提供します。

サステナビリティ2026問題の解決

多くの企業が抱える「サステナビリティ2026問題」の解決に向け、Booostは2024年11月に「日本をSX先進国へ」というプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、実務担当者と経営層に向けた支援施策を同時に展開し、サステナビリティ関連財務情報の開示に向けた体制構築の重要性を訴えています。