ブラウブリッツ秋田と連携し、街をきれいに!
6月23日(日)、ブラウブリッツ秋田のホームゲームに合わせて、あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会は、同チームとの連携プロジェクト「TRUE BLUE クリーンアップ」を開催しました。
このイベントは、秋田の海洋ごみゼロを目指す活動の一環として、ブラウブリッツ秋田のホームゲームに合わせて行われました。
清掃ルートは、ブラウブリッツ秋田のホームゲーム臨時駐車場から、スタジアムまでの約2キロ。ブラウブリッツ秋田のスタッフ、サポーターの皆さんと一緒に、ホーム戦前のスタジアム周辺のごみを拾いました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として開催されました。
スポーツと社会貢献の融合
出発式では、ブラウブリッツ秋田の岩瀬社長と、ホームゲームマッチスポンサーの東電化工業・東商事の若泉社長からご挨拶がありました。岩瀬社長は、クラブとしてサッカーだけにとどまらず、スポーツやアスリートの力を活用した社会貢献活動が、人々の心に触れ、地域の連帯感を高めて良き変化を生み出していくと力強く語りました。
岩瀬社長の「スタジアムまでの道のりを綺麗にしていきましょう」の掛け声で、約2キロのクリーンアップがスタートしました!
ごみを拾い、勝利も拾った!
参加者は道路両側の清掃を行い、たばこの吸い殻やペットボトル、菓子の包装袋など様々なごみを拾いました。
スタートから約50分ほどでスタジアムに到着すると、ブラウブリッツ秋田のマスコット「ブラウゴン」と、あきた海ごみゼロプロジェクトのキャラクター「三平くん」と「魚紳くん」が出迎えてくれました。
試合間近のスタジアムピッチ脇に集まり、参加者全員で記念撮影を行いました。
あきた海ごみゼロプロジェクトブースでは、サポーターの皆さんに、海洋ごみ削減の啓発活動として、ごみ袋やチラシを配布しました。
この日の試合は、ブラウブリッツ秋田が3-1で勝利!ごみを拾い、貴重な勝利も拾いました。
試合終了後には、サポーターと一緒にスタジアムの清掃活動も実施しました。
参加者の声
イベントに参加した人からは、「思ったより大きなごみがなく感じましたが、たばこの吸い殻など細かいごみが目立ちました」「とても暑かったけど、みんなでやるとごみ拾いも楽しかったです」「ごみ拾いをして普段入れない場所での記念撮影嬉しかった。また参加したいです」「久し振りのホームでの快勝!ごみ拾いをして、勝利も拾った感じで嬉しいです」といった声が聞かれました。
あきた海ごみゼロプロジェクトについて
あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会は、秋田県の海岸線と河川をきれいにし、海洋ごみ削減を目指しています。
近年、海洋ごみの8割は街を起点に、内陸部の川を伝って海へと流出していると言われています。
同プロジェクトでは、海岸沿いだけでなく、内陸部での活動にも力を入れて、海ごみ削減を呼びかけています。
様々な業界との連携を通じて、秋田県の海洋ごみの現状を把握し、県民にふるさとの海を大切にするマインドを醸成することを目指しています。
CHANGE FOR THE BLUE
「CHANGE FOR THE BLUE」は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識向上を目指しています。
産官学民からなるステークホルダーと連携して、海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信しています。