ガーナのスラム街から世界へ、MAGO OLD FADAMA STARS FCの挑戦
ガーナ・アクラのスラム街Agbogbloshieに新たな風が吹き込む。プロサッカーチーム『MAGO OLD FADAMA STARS FC』が、2025年にガーナプロサッカーリーグ3部に参入することが正式に発表された。チーム名の由来には、現地のスラム街の別称である「オールドファダマ」と、スラムで育つ選手たちを“スター”に成長させるという願いが込められている。
このプロジェクトは、美術家であり企業の代表取締役を務める長坂真護が発案したもので、アートとサッカーが融合する新たな形を模索している。ガーナのスラムという厳しい環境から地域密着型のクラブとして挑戦を始め、世界へ羽ばたく選手たちの物語が始まった。
1. スラム街の選手たちの思い
プロサッカーチームの立ち上げに関して、三坂光輝(GM/キャプテン)は「アグボグブロシーの仲間たちと共に、ガーナリーグの頂点を目指す」と語る。挑戦の道のりは決して平坦ではないが、地域の支援を受けて進む子どもたちの姿には希望が溢れ、彼らの活躍が期待されている。
公式InstagramなどのSNSを通じて、試合の結果や活動状況が随時発信される予定なので、ファンはその熱い挑戦を見逃せない。
2. 環境に優しいユニフォームの発表
また、チームの新ユニフォームは長坂真護のデザインによるもので、素材には環境に配慮したサステナブルなものを使用している。ウエア制作には最新の技術を持つセーレン株式会社が協力しており、スタイリッシュで機能的なユニフォームが、10月18日から開催される金津創作の森での個展でお披露目される予定だ。このユニフォームは、長坂のアートと近代技術が融合した作品であり、サッカーチームのアイデンティティとなる。
さらに、ユニフォームを通じてスポンサー企業や協賛パートナーも募集中だ。これは、ロゴ掲出や共同プロモーションなどの形で企業が参画できる機会でもあり、国内外からの支援を強く呼びかけている。
3. 日本遠征とクラウドファンディング
2026年には日本を訪れ、国内のサッカーチームとの親善試合を行う予定だ。これに向けた資金を支援するため、クラウドファンディングもスタートしている。この挑戦はガーナのスラム街から長坂真護が描く新しい未来を実現するための重要なステップであり、日本のファンとのつながりを深める重要な機会ともなる。
まとめ
MAGO OLD FADAMA STARS FCの取り組みは、アフリカのスラム街に新たな光をもたらすことが期待されています。サッカーというスポーツを通じて、若い選手たちが広がる可能性と夢を追い求めていく姿は、多くの人々に感動を与えるでしょう。地域社会のサポートを受けながら着実に成長し、ガーナから世界へ羽ばたく姿に、今後も注目です。
詳細な情報や彼らの活動の追跡は、公式SNSをチェックしてください。