smartDIYsが新しい溶接機「SLW1500」を発表
smartDIYsが販売を開始したハンドトーチ型1.5kWファイバーレーザー溶接機「SLW1500」は、これまでの溶接技術に新たな風を吹き込む製品です。特に、アーク溶接やTIG溶接と比べて、その使いやすさと高品質な仕上がりが特徴です。この新しい溶接機の詳細を見ていきましょう。
SLW1500の特徴
1. 焼け・歪みの少ない高速溶接
SLW1500は、集光された「光」を利用して熱を発生させ、非常に小さな点で溶接を行います。この技術により、焼けや歪みを最小限に抑えることができ、母材も熱くなりにくいのが特長です。結果として、従来の溶接機に比べ、より簡単に、そして美しい仕上がりの溶接が可能になります。
2. 様々な素材への対応
この溶接機は、鉄・ステンレス・アルミ・銅の溶接ができ、対応する厚さは0.5mmから3mmまでです。薄い素材や異材の溶接にも十分対応できるため、さまざまな用途で活躍が期待できます。
3. 効率的な作業を実現する機能
SLW1500には、レーザー照射点をレーザーポインターで表示する機能や、母材に隙間があっても溶接を可能にする「スイング機能」が搭載されています。これにより、溶接作業が一層簡単かつ安全に行えるようになっています。
4. 初心者でも安心の設計
熱による素材へのダメージが少ないため、初心者でも気軽に、しかもきれいに溶接できるのが大きなメリットです。また、トーチの形状も持ちやすく、使いやすさが追求されています。
5. 経済的なランニングコスト
SLW1500は電気代が従来の溶接機の1/5で済むため、高コストパフォーマンスを実現しています。また、ファイバーレーザー発振器の寿命が長いため、長期間にわたって安定した使用が可能です。
SLW1500の具体的な機能
1.
スイング機能
レーザー照射が左右に動くことで、隙間があっても確実に溶接を行えます。スイング幅は0〜5mmに設定可能です。
2.
出力設定の柔軟性
溶接のレーザー出力を細かく調整でき、作業者や素材に応じた設定が可能です。
3.
フィラー装置
標準搭載のフィラー装置により、ワイヤーの供給量を自由に設定できます。これにより、隅肉溶接なども容易に行えます。
4.
成形可能なチップ
溶接箇所に応じて最適な形状のチップが準備されており、チップの交換も簡単です。
5.
万全の安全機能
専用のクランプを使い、正しい接続状態でないとレーザーが発射されない仕組みで、誤射を防ぎます。
まとめ
SLW1500は、1,980,000円(税込)での販売を開始し、1月11日からの注文受付を予定しています。3月下旬から順次発送が予定されており、本製品を通じて新しい溶接体験を得ることができるでしょう。ぜひ、smartDIYsの公式サイトで詳細を確認してください。
製品情報:
smartDIYs SLW1500
ホームページ:
smartDIYs公式サイト