PocketSign VerifyがスマホJPKIに対応
ポケットサイン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO/COO:梅本滉嗣)は、公的個人認証サービス(JPKI)を活用したAPIサービス「PocketSign Verify」が、「スマホJPKI」への対応を完了したことを発表しました。これにより、ユーザーはマイナンバーカードをスマートフォンにかざすことなく本人確認が可能になります。
スマホJPKIの利点
スマホJPKIは、スマートフォンに搭載される署名用電子証明書を用いることで、マイナンバーカードに依存せずに公的個人認証を実施できます。この仕組みでは、マイナンバーカード裏面のICチップに埋め込まれた認証機能をスマートフォンで利用することが可能です。現時点ではAndroid端末に対応し、2025年春にはiPhoneも対応予定とのこと。
ユーザーは、事業者のアプリやWebサービスがスマホJPKIに対応している場合、自身のスマートフォンで直接本人確認を完了できるため、利便性が大幅に向上します。これにより、ユーザーのストレスを軽減し、利便性向上に寄与することが期待されています。
離脱防止策としての重要性
事業者にとって、スマホJPKIへの迅速な対応は、ユーザーの離脱を防ぐために不可欠です。スマホアプリやWebサービスがJPKIに未対応の場合、ユーザーは手間がかかるマイナンバーカードをかざす動作を必要とし、これがサービスの利便性を損なう要因となります。特に、ユーザーの使用感や体験はこの点に大きく影響されるため、事業者はスマホJPKIに対応することが急務となっています。
PocketSign Verifyの導入メリット
ポケットサインが提供するPocketSign Verifyを使用することで、事業者は自社アプリを簡単にスマホJPKIに対応させることができます。このAPIサービスを利用すれば、独自に技術開発を行う必要がなくなり、コストを抑えた迅速な導入が実現します。これにより、ユーザー体験の向上、離脱率の低下、そしてランニングコストの削減が可能になります。
2025年のスマホJPKI対応拡大
2025年春にはiPhoneもスマホJPKI機能が搭載される予定であり、これによりスマートフォンユーザーの多くがこの機能を利用できるようになります。iPhoneの市場シェアが50%を超えていることから、今後は多くのユーザーがスマートフォンだけで公的個人認証を行えるようになると期待されています。この流れに乗り遅れないためにも、事業者は早急にスマホJPKI対応を進める必要があります。
結論
PocketSign Verifyを活用することで、事業者はマイナンバーカードの機能を最大限に活用し、ユーザーにとって便利なサービスを提供できるようになります。ポケットサインは今後もマイナンバーカードの普及促進と活用拡大を目指し、さらなる技術革新を進めていきます。今後の動向に注目です。
詳細については、
PocketSign Verifyのページをご覧ください。