AR空間測量アプリ『キャパシル』のご紹介
最近、建設業界に新たな風を吹き込むアプリ『キャパシル』が登場しました。このアプリは、AR技術を駆使しており、ユーザーは測定したいエリアを撮影し、タップするだけで体積を算出することができます。従来の複雑な測量方法から解放され、効率的な施工が可能になるこのアプリは、特に生コンクリートの打設においての課題を解決することを目的としています。
開発の背景
生コンクリートは、短時間で固まるため、建設現場での測量は慎重を要します。これまで業界内では、不足が生じないように余剰発注を行うことで、コンクリート廃棄問題、通称「残コン問題」が発生していました。環境意識の高まりとコストの上昇が背景にあり、この問題の解決が急務となっています。
言うまでもなく、労働力不足も業界に大きな影響を与えています。そこで、簡単に測量ができる『キャパシル』が開発されたのです。撮影とタップ操作だけで体積を算出できるため、現場においての人手不足を緩和しながら、必要なコンクリート量を正確に把握することが可能となります。
キャパシルの特長
『キャパシル』には以下のような素晴らしい特長があります。
1. 簡単操作
撮影し、ピンを配置するだけで体積が求まるため、事前に情報を入力する必要がありません。また、直感的に操作できることから、誰でもすぐに使いこなすことができます。
2. オフライン対応
一度アプリをインストールすれば、オフラインの状況でも測量が可能です。電波が届きにくい現場でもスムーズに利用でき、測量の効率を大幅に向上させます。
3. データ合算機能
複数エリアの測定結果を合算できるため、大規模な現場でも必要な生コンクリートの量を簡単に計算することができます。この機能は特に広いエリアでの測量において強みとなります。
4. モードの切り替え
利用する現場に応じてモードを切り替えることができます。ピクチャーモードでは事前に撮影した画像にピンを配置、アラウンドモードではリアルタイムで測量が行えます。これにより、測定環境に応じた柔軟な使い方が可能となります。
未来の展望
『キャパシル』は現在、無償版で提供していますが、今後は多様なニーズに応じたエンタープライズ版の開発も視野に入れています。建設業界の方々からのフィードバックを元に、さらなる機能を追加し、業務課題の解決に貢献することを目指します。
企業紹介
このアプリを開発したのはトライアロー株式会社で、同社はエンジニアに特化した人材サービスを展開しています。全国各地で700以上のプロジェクトを持つ、信頼性の高い企業です。彼らは働くエンジニアのキャリアパスを共に考え、最適なプロジェクトを提案することで、働く人々と企業が双方にとって満足のいく関係を築くことを目指しています。
ぜひ、建設現場の効率化を図るために『キャパシル』を活用してみてください。
デモ動画や詳細情報は公式サイトへ:
公式サイト
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