WorX株式会社が資金調達を実施
WorX株式会社が出世払い型(ISA)テックセールス養成スクール「TECH SALES CLASS」の運営に向けて、約4000万円の資金調達を実施しました。このプログラムは、特に新型コロナウイルスの影響を受けた販売・サービス業従事者をターゲットにしています。彼らに成長産業であるITやSaaS業界へのキャリアチェンジのチャンスを提供することを目的としています。
プログラムの特徴
「TECH SALES CLASS」は、未経験者に向けたカリキュラムを揃えており、約3ヶ月間で200時間の学習が可能です。このカリキュラムにはBtoBセールスの基礎から、実践的なインサイドセールススキルを学ぶことが含まれています。オンライン形式で提供されるため、リモートワークや地方在住者でも柔軟に受講できます。特に、セールステックツールのデモ利用や実際の営業活動を体験できる機会が設けられ、実践的なスキルの向上が期待されています。
さらに、technological salesの分野は急速に成長しており、求人数の増加が見込まれています。これに伴い、未来の営業セールスパーソンを目指す方々には、多くのキャリア機会が待っています。
出世払い型モデル(ISA)の魅力
出世払い型の支払いスキームであるISA(Income Share Agreement)は、特に教育格差を解消するための画期的なモデルです。このモデルでは、在学中の学費や入学金などが一切発生せず、卒業後の就職先企業の年収に応じて返済が行われます。受講者は理論月収の10%を、決まった期間(24ヶ月)内に支払う義務が生じます。これにより、多くの人に教育の機会を提供し、卒業生の定着や活躍をサポートすることが可能です。
受講者の対象
受講者の属性を見ると、特にコロナ禍で職を失った販売・サービス業に従事していた方々や、成長産業での営業職を希望している人々が多いです。また、金銭的な理由や家庭の事情でキャリアチェンジに踏み出せなかった方々にとっても、このプログラムは重要な選択肢となるでしょう。
投資家のコメント
今回の資金調達には複数の投資家が関わっており、その中には株式会社サイバーエージェント・キャピタルや日本スタートアップ支援協会などの名前が見受けられます。彼らはこのプログラムの将来性を高く評価しており、ISAモデルとの相性が良い点を挙げています。また、プロダクトの開発やマーケティング、組織体制の強化に充てられる資金が期待されています。
会社概要
WorX株式会社は、2021年1月に設立され、東京都渋谷区に本社を置いています。ミッションは「より良い未来の為にハタラクを変える」であり、出世払い型テックセールス養成スクールを通じて、多くの人々に新たなキャリアの道を提供することを目指しています。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください:
https://worx-co.jp/
今後、WorX株式会社の「TECH SALES CLASS」がどのように成長していくのか、そして受講生たちが新たなキャリアを切り開いていくのかに、多くの期待が寄せられています。