新たな高速道路ソリューション
2024-12-06 10:26:59

セーフィーとネクスコ東日本エンジニアリングが共同開発する新しい高速道路ソリューション

日本における高齢化が進行する中、2040年には35%に達すると予測されており、労働人口の減少が深刻な課題となっています。建設業界もこの影響を受け、特に道路の維持管理や災害復旧では、22.0%の労働力不足が見込まれています。2024年4月から施行予定の時間外労働の上限規制によって、効率化と生産性向上がさらに求められる中、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が急務とされています。これに応じて、セーフィー株式会社はネクスコ東日本エンジニアリング株式会社と協力し、クラウドカメラ「Safie」を使用して、高速道路のキロポスト情報を映像データに表示する新たなオプション「キロポスト表示オプション(仮)」を共同開発しました。

このプロジェクトは、2040年に向けた労働力不足の解消と業務の効率化を目指しています。国土交通省が推進する「遠隔臨場」プロジェクトにおいても、ウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket」が活用され、移動時間を最大6割も削減する成果を上げています。これにより、建設業務のDXが進み、現場での実地確認や異常の早期発見が可能となってきました。特に、現場との情報共有を迅速に行うため、映像とキロポスト情報を同一画面で確認できることは大変重要です。

「キロポスト表示オプション(仮)」により、ドライバーやパトロール車の運転手は、異常を発見した際にその位置を瞬時に特定することが可能になり、管理側との連携が大幅に向上します。巡回作業や通報時の駆けつけ業務においても、映像をもとにした効率的な情報共有が行われ、スムーズな対応が可能になります。

セーフィーは、2024年12月11日から13日に東京ビッグサイトで開催される「第4回建設DX展」に出展し、同オプションを紹介する予定です。その場では、映像データやセンサーを用いた新たなソリューションが体験できる機会が提供され、参加者は最新技術を通じて業務の生産性向上や安全対策の重要性を実感することができます。

このように、セーフィーとネクスコ東日本エンジニアリングの共同開発による新しいソリューションは、高速道路メンテナンスの効率化を目指しています。両社は今後もインフラ業界のデジタル化を加速させ、交通の安全と快適性を向上させる取り組みを続けていく方針です。

詳細な実証実験の概要としては、NEXCO東日本関東支社と新潟支社管内で行われ、パトロールカーで撮影された映像にキロポスト情報を表示させ、その使用性や精度について検証されます。これにより、現場での情報伝達の迅速化が図られると期待されています。

この共同開発は、日本のインフラ業界における技術革新の一環であり、今後の発展が期待されます。


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会社情報

会社名
セーフィー株式会社
住所
東京都品川区西品川1丁目1番1号住友不動産大崎ガーデンタワー
電話番号
03-6417-9556

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