カンボジアの未来を切り開く教育の場
アチーブメント株式会社は、カンボジアにおいて3校目の中学校校舎となる「アチーブメントスクール」を寄贈し、2025年7月3日に記念の式典が行われました。このプロジェクトは、公益財団法人School Aid Japanの協力を得て実現したもので、教育機会に恵まれない子どもたちに未来を提供するための取り組みです。
教育機会の重要性
カンボジアは、約40年前に恐怖政治の影響で教育システムが崩壊し、その後も多くの課題を抱えています。特に地方地域では、校舎の老朽化や教室不足が深刻であり、小学校を卒業しても中学校に進学できない子どもが多数います。報道によれば、経済的事情や地理的な理由で、中学校へ進学できる子どもはわずか2人に1人という状況です。これにより、多くの子どもたちが未来に希望を見いだせずにいるのが現状です。
このような中、アチーブメント株式会社は、2018年10月に初めての中学校校舎を寄贈し、2019年には幼稚園の園舎も寄贈しました。そしてこのたび、3校目となる中学校校舎の設立が実現したのです。これにより、多くの子どもたちが希望を持つ教育の場を得ることができます。
企業理念と社会貢献
アチーブメント株式会社の企業理念は「上質の追求」です。この理念には、社会の平和と繁栄に寄与し、差別やいじめのない明るい社会を創るという強い思いが込められています。企業が持つリソースを活かし、リーダーを育成しながら社会貢献活動を進めています。
CSR活動について
アチーブメント社では、教育の力を信じ、社会全体に貢献するための活動を行っています。公式ウェブサイトでは、CSR活動の詳細も紹介されていますので、ぜひご覧ください。
アチーブメント株式会社の歴史
会社は38年の歴史を持つ教育コンサルティング企業であり、「教育の力で世界を変える」というスローガンのもと、社会人向け公開講座や企業向けの研修を展開しています。今までに51万名以上の顧客に対し情報を提供しており、特に経営者教育に関するプログラムや組織開発に高い評価を得ています。2022年には東京商工会議所の議員企業として選出され、2025年には「働きがいのある会社」ランキングで中規模部門の1位にランクインする見込みです。
このように教育を通じて多くの人々を支える取り組みを続けているアチーブメント株式会社は、今後も国内外での教育支援に力を入れ、社会の発展に貢献することでしょう。