積水化学と群馬県立太田女子高校のキャリア教育交流会
積水化学工業株式会社は、群馬県立太田女子高等学校とのコラボレーションにより、女性のキャリア形成と理系分野での多様な働き方をテーマにした交流会を東京本社で開催しました。19名の生徒たちは、企業で働く女性社員の姿を直接見ることで、自身の将来に対する理解を深めることができました。
キャリア交流会の詳細
交流会では、積水化学の女性技術者2名が講演を行い、彼女たちのキャリアや製品が生まれるまでの経緯、社会課題を解決するための製品開発のマインドセットについて説明しました。生徒たちはその後、座談会形式の質問コーナーで、社員へ直接質問し合い、働き方やキャリアに関する深い意見交換を行いました。
生徒たちの反応
参加した生徒たちからは次のような感想が寄せられました。
- - 「理系の仕事は研究だけだと思っていたが、コミュニケーション能力も重要で驚いた」
- - 「大学の研究室での経験とは違い、社会に出ると理系業界には多くの選択肢があることを実感した」
- - 「自分の興味と関心を基にしつつ、将来には多様なキャリアが待っていると理解できた」
彼女たちの声から、理系職が社会課題解決のために必要な創意工夫を面白く取り入れられる仕事であることを学び、働くことの視野が広がった様子が見受けられました。
教員の意見
引率教諭も今回の交流会について、次のようにコメントしています。「高校1年生は、大学や社会のイメージをまだ持てない子が多く、文理選択に不安を抱えていることが少なくありません。交流会に参加することで、今の学びが将来にどのように広がるのかを実感できたことが重要です。生徒たちが進路を考える上で安心感を持つきっかけになったのは大きな成果です。」
今後の展望
積水化学は、次世代のキャリア形成を支援するために、教育機関との情報共有やキャリア教育への協力を引き続き進めていきます。特に理系分野においては、企業での働き方や実際のキャリアの事例紹介が、若い世代の育成に寄与すると考えています。今回の取り組みもその一環であり、今後もこうした学びの機会を増やしていきたいと考えています。