エースホテル京都のKŌSA、春メニューでの再始動
エースホテル京都のメインダイニング「KŌSA」が、2023年に開催されたポップアップレストラン「Noma Kyoto」の営業を終え、本格的に再オープンします。この春、KŌSAは新たなメニューを展開し、訪れる人々に新しい食体験を提供します。
KŌSAは、エースホテル京都の「EastとWestの交差(交差)」や「人と人の交差(交差)」というコンセプトを具現化した空間です。メインダイニングには118席の座席があり、プライベートダイニングやバーカウンターも完備されています。洗練された雰囲気の中で、真の食の楽しみを提供します。
サステナブルなファーム・トゥ・テーブル
KŌSAは「ファーム・トゥ・テーブル」の理念を採用し、地元の農家や生産者と直接連携を図っています。シェフは旬の野菜や肉、魚などを厳選し、使用することで、京都の味覚を大切にした料理を実現。この春メニューでは、特に鷹峯に位置する樋口農園の京野菜が多く使用されており、地元の恵みに感謝を込めた料理が楽しめます。
樋口農園は事業の歴史が400年以上あり、現在14代目となる樋口昌孝氏が引き継いでいます。ここでは、特有の赤土と水はけの良い環境で育まれた野菜を提供しており、市場に浮かぶことのない希少な存在です。KŌSAでは、この伝統的な京野菜を巧みに再解釈し、アメリカの伝統料理にフランス、イタリア、アジア及びラテンアメリカ、中東のテイストを加えた「ニューアメリカン料理」を展開します。
春メニューの紹介
2025年3月上旬には、新たに提供される春メニューとして、8品のコースが展開されます。価格は12,000円(税込)で、以下のような特徴的な料理が用意されています:
1. 燻製豆乳、ラディッシュ、うすいエンドウ豆
2. 菜の花、フレッシュリコッタ、アンチョビパン粉、レモンの皮
3. ブリ、キンカンのアグロドルチェ、新玉ねぎのピューレ
4. にんじんスープ、マドラススパイス
5. スズキと海藻のブールブラン、ジャガイモ、インゲン
6. 黒毛和牛、アスパラガスのリゾット
7. オリーブオイルの柑橘ケーキ、イチゴ
8. チョコレートと黒ゴマのクランチ
また、ヴィーガンメニューも同じく提供され、地元の食材を活かした料理が堪能できます。健康を意識した方にも嬉しい選択肢です。
デザインと空間
KŌSAのデザインは、特定の文化と現代の感性が見事に融合しています。ロサンゼルスを拠点とするデザイン会社「Commune Design」の手によって、内装は落ちついた雰囲気に仕上げられています。床にはスレートタイルが使用され、天井はダークウッドのパネルで構成。さらに、店内のレイアウトは、伝統的な日本の茶室の美しさを取り入れています。
また、アート作品や手漉きの唐紙など、京都の文化が息づく空間として、多くの訪問者を魅了しています。KŌSAでの食事は、ただの食事ではなく、食の文化や歴史、地域の温もりを感じさせる体験となることでしょう。
この春の訪問を計画し、KŌSAの新しい春メニューをぜひ楽しんでみてください。
店舗情報
- - 所在地:京都府京都市中京区車屋町245-2(エースホテル京都 3階)
- - 電話番号:075-229-9005
- - ウェブサイト:www.kosakyoto.com
- - インスタグラム:@kosakyoto
- - 営業時間:月曜〜日曜 11:30〜15:00 (LO 14:30) / 17:30~22:00 (LO 21:30, コースLO 21:00)
- - 座席数:計118席 (メイン・ダイニング90席、プライベート・ダイニング、バーカウンターなど)
伝統と革新が交差するKŌSAで、特別なひとときをお楽しみください。