エフピコとスター、環境保護に向けた協働宣言
株式会社エフピコと株式会社スターが新たに「エコストア協働宣言」を発表しました。この取り組みは、環境への負担を少なくし、持続可能な循環型社会を築くための重要なステップです。両社は、この宣言を通じて、お客様と共に環境に優しい店舗作りを進めていくことを目指しています。
ストアtoストアの概念
エフピコが提唱する「ストアtoストア」とは、店舗で回収される使用済みの食品トレーやペットボトルを、新しい食品トレーに生まれ変わらせる循環型リサイクルのことを指します。これにより、従来の資源の使用を最小限に抑えつつ、CO2の排出量を大きく削減できます。今回、スターの4店舗でこの取り組みを開始し、回収したトレーを再利用してエコ製品へと生まれ変わらせることが決定されました。
回収活動の重要性
エコ製品に生まれ変わるのは、使用済み食品トレーやペットボトルです。エフピコでは、これらの資源を「エコトレー」として再利用し、肉や魚を入れる際にも環境に配慮した製品に切り替える方針を打ち出しています。お客様にも、店舗でのトレー回収に協力していただくことをお願いしています。このような協力が、地域のエコリーダーとしての地位を築く一助となります。
環境目標に向かって
エフピコとスターは、エコ製品の使用を積極的に進め、前年度比15%増のCO2排出削減を目指しています。具体的には、164kgの削減を目標とし、リサイクル資源の回収量を増やしつつ、地域での環境意識の向上に努めていくとしています。地域社会とともに、持続可能な未来作りに貢献することが両社の強い願いです。
企業の背景
株式会社エフピコ
1962年に設立されたエフピコは、スーパーマーケットやコンビニ向けの簡易食品容器を製造販売する日本最大手の企業で、リサイクル技術の革新を通じて地球環境への配慮を実践しています。エフピコ方式のリサイクルでは、顧客から回収されたトレーが新たな容器に変わることで、資源の無駄が省かれ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが強化されています。
所在地:東京都新宿区西新宿6丁目8番1号新宿オークタワー36階
代表者:佐藤 守正
HP:
エフピコ公式サイト
スター株式会社
1982年設立のスターは、滋賀県に4店舗を展開する地域密着型のスーパーマーケットです。新鮮な地元産の食品を迅速に提供し、地域に不可欠な存在になることを目指しています。その活動には、地域社会との連携や地域の良品を挙げることが含まれています。
所在地:滋賀県栗東市辻527番地1
代表者:下岡 太市
HP:
スター公式サイト
まとめ
エフピコとスターの協働によって、地域社会のエコ活動が強化されることが期待されます。私たち一人一人がこの取り組みに参加し、持続可能な社会の実現に向けて貢献できることを願っています。この活動は、単なるリサイクルではなく、みんなが共感し行動することで地域がひとつとなる大きな力になります。