近年、資産運用においてデジタルサービスの重要性が増しています。その中でも、米国株に特化した資産運用アプリ「Bloomo」(ブルーモ)が大きな注目を集めています。提供するのは、ユーザーが理想のポートフォリオを簡単に構築できるという革新的な機能です。
先日、Bloomoを展開するブルーモ証券株式会社(東京都中央区)が、ポートフォリオ投資機能およびポートフォリオ共有機能に関する特許を取得したことが発表されました。この特許は、投資家に新たな資産運用体験を提供するものとされ、従来の証券会社にはないアプローチが評価されています。
ポートフォリオ投資機能
この機能では、ユーザーは米国株やETFを使って自身の理想的なポートフォリオを手軽に作成できるようになっています。具体的には、投資したい銘柄とその保有比率を設定し、入金するだけで、必要な売買をBloomoが計算し自動的に行ってくれます。このシステムにより、投資家は複雑な手続きを気にすることなく、自分の投資スタイルに合ったパフォーマンスを得ることができます。
ユーザーの意思を尊重しつつ、実際の売買操作はシステムによって省力化されるため、初心者でも安心して利用できるのが大きな魅力です。
ポートフォリオ共有機能
こちらの機能は、他の投資家のポートフォリオを簡単にコピーし、自身の投資に活用することができるものです。この機能を使うことで、プロの投資家や他のユーザーが採用しているポートフォリオを一目で確認でき、気に入った内容をワンタップで模倣することができます。その後、自分なりに銘柄の変更やアレンジも可能なため、オリジナルのポートフォリオを構築する手助けとなります。
特に、運用結果を他者と比較しやすい点や、自分のスタイルに取り入れやすい点が評価され、新たな投資の可能性を秘めています。
特許取得に伴う新機能の展開
ブルーモは、今回の特許を基にさらなる機能を展開中です。2024年2月には「リバランス機能」が追加され、目標比率を維持するためにポートフォリオを自動で調整する便利な機能も搭載される予定です。また、同年6月からは小口の配当金を自動再投資する機能や、定期的に引き落として投資を行う自動つみたて機能もリリースされる見込みです。さらに、10月にはNISA口座に対応した機能が導入され、自分のポートフォリオを優先的に投資できます。
これらの機能は、資産運用をより効率的かつスムーズに進めるための新たな手段となるでしょう。また、専用アプリはiOSおよびAndroidに対応しており、各ストアから簡単にダウンロード可能です。
会社概要
ブルーモ証券株式会社は、2022年に設立され、金融商品取引業を展開しています。今後も、投資家のニーズに応える革新的なサービスを提供し続ける企業として、多くの支持を得ることが期待されています。