AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」に新機能登場
株式会社LegalOn Technologiesが、AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」に新機能を追加しました。これにより、自社のひな形への変更点が自社の基準に合致しているかどうかを瞬時に確認できる「自社ひな形プレイブック」が提供され、法務担当者にとって業務の効率化を図る大きな助けとなります。
背景
企業が契約交渉を行う際、自社のひな形に対する取引先からの修正が自社の基準に合うかどうかを確認することは、多くの場合、法務担当者の経験や知識に頼る部分が大きいものでした。そのため、契約審査にかかる時間や労力も増してしまい、特に交渉の初期段階での迅速な判断が求められる局面では、契約締結までのプロセスが遅れる原因にもなっていました。
自社ひな形プレイブックの導入
この新機能によって、企業の法務部門は、契約交渉の際に自社ひな形の変更点を迅速にチェックし、修正提案の受け入れ可否を即座に判断できるようになります。これにより、契約審査のプロセスが大幅に効率化されることが期待されています。また、自社の契約書のリスクチェックができる「プレイブック」機能も併せて活用することで、より一層の品質向上が図れます。
これまでのリーガルテックとの違い
「LegalOn Cloud」は従来のリーガルテックサービスとは一線を画するもので、企業法務のニーズに応じた全く新しいAIテクノロジーを提供しています。利用者は、契約書に限らずさまざまな法務業務を一つのプラットフォームで管理することができ、自然なナレッジの蓄積を促進します。特に、AIが必要な情報を自動でレコメンドしてくれるため、法務担当者は必要なタイミングで必要なデータにアクセスすることが可能となり、業務の質を向上させることができます。
LegalOn Technologiesの思い
株式会社LegalOn Technologiesは、2017年の設立以来、法的知見とAIの融合を目指し、リーガルテックサービスの開発に力を注いできました。顧客のニーズを反映したサービス展開を行い、今では7,000社以上の企業が同社のサービスを活用しているとのこと。AIを利用したリーガルテックとともに、全社的な業務支援を提供するAIカウンセル「CorporateOn」も開始し、今後もさらなる発展が期待されています。
同社が構築する新しい法務業務の実務環境は、まさに企業法務に革命をもたらすものと言えるでしょう。今後の展開に目が離せません。
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