新しい触感の未来を体験する『未来のドアノブ』
2025年、世界が注目する大阪・関西万博。そこで目を引くのが、株式会社ユニオンと株式会社Tengun‑labelが共同開発した『未来のドアノブ』です。この革新的な技術は、非接触で動作するドアノブを実現し、ハプティクスや3Dホログラフィック表示を融合させた世界初のプロトタイプです。来場者は、物理的な接触なしに「触れた」と感じる体験ができ、テクノロジーによる身体感覚の拡張を体感できます。
展示の詳細
展示会は2回にわたり開催され、各回で異なる体験を提供します。
第1回:『毎日の健康をそっと見守る未来のドアノブ』
- - 会期:2025年5月20日(火)~5月26日(月)
- - 開館時間:9:00~21:00
- - 場所:大阪ヘルスケアパビリオン “Nest for Reborn”
- - 主催:株式会社池田泉州銀行
第2回:『心で開く未来のドア』
- - 会期:2025年7月8日(火)~7月14日(月)
- - 開館時間:9:00~21:00
- - 場所:同じく大阪ヘルスケアパビリオン
- - 主催:公益財団法人大阪産業局
背景と狙い
『未来のドアノブ』は、大阪・関西万博の「リボーンチャレンジ」ゾーンでの展示として期待されています。このゾーンでは中小企業やスタートアップが最新の技術を披露し、注目を集めています。ユニオンは、ドアノブの専門メーカーとして50年以上の歴史を持ち、Tengun‑labelとのコラボレーションにより、AIと3D技術を駆使した新たな身体拡張体験を提供します。
技術のハイライト
1.
非接触身長計測:AI技術を使った骨格推定により、体験者の身長を計測し、最適なホログラフィックノブ位置を自動調整します。
2.
3Dホログラフィック表示:高解像度の仮想ドアノブを空間に表示し、リアルな感覚を演出します。
3.
リアルタイムハンドトラッキング:高精度な手の動きの検出により、直感的な操作が可能に。
4.
超音波ハプティクス:物理的接触なしで「掴む」感覚を再現します。
5.
非接触での血圧測定:AIを活用した顔の血流を分析し、非接触で血圧を推定します。
6.
姿勢測定機能:体験者の姿勢や動作を可視化し、健康管理に役立てます。
開発者の声
ユニオンの代表取締役、立野純三氏は「これまでドアノブのデザインと感触に拘ってきたが、新たな体験を提供できることが嬉しい」とコメント。また、Tengun‑labelの岩澤秀樹氏は、テクノロジーの進化によって身体感覚を拡張する可能性を感じていると述べています。この『未来のドアノブ』は、新しい技術がもたらす体験の未来を象徴しています。
企業情報
株式会社ユニオン
- - 本社:大阪府大阪市西区南堀江2-13-22
- - 設立:1958年
- - 事業内容:ドアノブの製造・販売
- - 会社HP
株式会社Tengun‑label
- - 本社:東京都新宿区西新宿8-19-13 1204号室
- - 設立:2020年
- - 事業内容:AI・3D技術の研究開発
- - 会社HP
この展示を通じて、未来のテクノロジーが私たちの生活をどのように変えていくのかを実感できる機会となるでしょう。乞うご期待です!