双日テックイノベーションが新たに提供開始した「Natic CaFPS」
近年、キャッシュレス社会の進展とともに、クレジットカードの不正利用やそれに伴うチャージバックの件数が増加しています。このような背景の中、双日テックイノベーション株式会社(STech I)は、チャージバック業務を自動化するSaaS「Natic CaFPS」(Card Fraud Processing Service)を2026年9月1日に開始しました。これにより、カード発行会社における業務効率化が期待されています。
「Natic CaFPS」の背景
カード会社では、案件ごとの進捗確認や期限管理、国際ブランドルールに基づく申請作業、さらには手入力での情報照合など、多くの業務負担が掛かっていました。こうした業務を効率化するために、STech Iは「Natic CaFPS」を開発。Mastercardが提供するAPIと連携することで、より迅速な対応が可能になります。
サービスの概要
「Natic CaFPS」は、クレジットカードの不正利用が発生した際、取引の取り消しや返金を自動で行うクラウドサービスです。主な特徴は以下の通りです。
1.
国際ブランドAPIとの連携:チャージバック申請や結果確認を一元化し、業務の効率を大幅に向上させます。
2.
自動化された判断と割振:不正利用の状況に応じた処理を自動で割り振り、担当者の判断に偏りが出ることを防ぎます。
3.
突合作業の自動化:明細リストと案件情報を自動的に照合し、結果をリスト化することで、目視確認作業を削減します。
4.
安全性を考慮したクラウドサービス:PCI DSSに準拠し、セキュリティを重視した構成で、ワンタイムパスワードを用いた二要素認証やIPアドレスの制限が可能です。
5.
導入支援:業務アセスメントを行い、導入から運用までの一貫した支援を提供します。
期待される効果
「Natic CaFPS」を導入することにより、カード会社のチャージバック業務における手作業を減少させ、業務状況を可視化することが可能になります。これにより、業務の効率化だけでなく、期限を過ぎるリスクや対応漏れを抑制することにも寄与します。
双日テックイノベーションのコメント
執行役員の長谷川健氏は、「「Natic CaFPS」を提供できることをうれしく思います。このサービスは、カード会社にとって非常に重要な業務を効率化し、顧客対応品質を向上させるもので、今後も機能の拡充に努めてまいります」とコメントしています。
関連情報
「Natic CaFPS」やSTech Iに関する詳細情報は、公式サイトで確認できます。
双日テックイノベーション株式会社は、1969年に設立され、最新のネットワーク・ITインフラ構築やデジタルトランスフォーメーション支援を行っている企業です。今後もより良いサービスの提供を目指して、業務改善に努めていくことでしょう。