植物性肉の研究
2023-02-10 11:47:13

マーマフーズと岩手大学が手を組み植物性肉の研究を推進

マーマフーズ株式会社(本社:岩手県花巻市、代表取締役:石塚孝一)は、2023年1月30日に国立大学法人・岩手大学と共同で植物性肉様食品の製造に関する研究を開始しました。この共同研究は「植物性肉様食品のエクストルージョンクッキングに用いるノズルの研究」と題され、主に植物性肉の製造に適したノズルの開発を目指します。

この研究の目的は、植物性タンパク質やその他の原料を基に新たな形状や食感を持つ食品を創出することです。具体的には、様々なパラメーターを基にしたノズルの開発を行い、その成果として作成したノズルを用いて食品の試作を行うことによって、実際の製造条件に即した応用モデルを作成する予定です。

共同研究は2024年12月31日までの期間、岩手大学上田キャンパスにて行われます。この研究が成功すれば、マーマフーズの植物性肉様食品の製造において新たな技術的進展が期待されるでしょう。

マーマフーズ株式会社は64年の歴史を持つ食品企業です。御社はDr.Foods社やNEXT MEATS社のグループ企業であり、植物性肉の代替製品製造において一層の連携を図っています。特に、培養肉を専門とするDr.Foodsとのグループ化が進められており、現在はNEXT MEATS社が手がける代替肉製品の製造も行っています。

さらに、Dr.Foodsは2021年10月に米国OTC市場にSPAC上場を果たし、今後はマーマフーズとのグループ化を進める意向を示しています。この動きは、既にSEC(米国証券取引委員会)に関連書類が提出された形で進行中です。これにより、マーマフーズは培養肉・代替肉の市場における存在感をますます強めていくことでしょう。

地域密着型のマーマフーズは、安全で高品質な和惣菜や代替肉を中心に、チルド商品からレトルト食品まで様々な商品を開発・製造・販売しています。岩手県花巻市に本社を置く同社は、地元の食文化を尊重しながらも、先進的な食品開発に力を入れています。

公式ウェブサイト(https://mama-foods.com/)では、同社の製品情報や最新ニュースが掲載されており、消費者や業者からの問い合わせも受け付けています。マーマフーズは今後も岩手大学との研究開発を通じて、植物性肉様食品の製造における新たな展望を切り開いていくことを目指しています。地域社会や食品業界において、一層のイノベーションをもたらすことが期待されています。

会社情報

会社名
マーマフーズ株式会社
住所
岩手県花巻市桜町4-24-2
電話番号
0198-24-6811

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