50年熟成酒『八継』
2023-05-01 10:00:01

50年熟成の日本酒『八継』が伝える、時間という贅沢。受け継がれる想いと、未来への夢。

50年の時を経て、今ここに。「八継」誕生秘話



1973年、日本酒業界は絶頂期を迎え、生産量はピークに達していました。そんな時代に、未来を見据え、日本酒の長期熟成に挑んだ蔵元がありました。それが、50年熟成の日本酒『八継』を生み出した、兵庫県にある沢の鶴です。

当時、日本酒の生産量は右肩上がりでしたが、翌年から減少に転じ始めます。そんな中、あえて熟成という道を選んだ先見の明は、まさに未来への投資でした。

低温管理された貯蔵庫で、静かに時を重ねた『八継』。阪神淡路大震災をも乗り越え、幾世代にもわたる蔵人たちによって大切に守られてきました。

琥珀色から透明へ。変化する色と味



30年熟成の頃には琥珀色に濃く色づいていた『八継』ですが、それ以降は、成分の沈殿などにより、クリアで透明感のある美しい色へと変化していきました。

醸造責任者は、長きに渡る熟成過程における変化を、驚きと期待を込めて見守ってきました。50年という歳月を経て、その味わいは日本酒本来の味を超越した、唯一無二のものとなっています。

数量限定、まさに奇跡の一杯



貯蔵庫で熟成は今も続いています。そのため、この50年熟成の味わいは、2023年現在、この瞬間しか味わうことのできない、まさに奇跡の一杯なのです。

すべてを一度に市場に出荷するのではなく、大切に、そして長くこの味を愛でるため、期間限定・数量限定での販売となります。

時間という価値



『八継』が熟成を重ねていた間、世の中の価値観も変化しました。大量生産・大量消費から、良いものを選び、大切に味わおうという人が増えています。

ワインのヴィンテージやウイスキーのエイジングのような文化は、日本酒にはまだ浸透していません。しかし、『八継』は、長期熟成の美味しさとともに、「時間」という新しい価値を日本酒にもたらす試みです。

想いのバトン



長期熟成への挑戦を決意した人、その変化を見守り受け継いできた人、50年熟成を企画した人、瓶詰めをした人、そして、今このお酒を手に取る人。

数多くの人の想いが『八継』に込められています。それは、大切な時間、大切な人と分かち合う、至福のひとときを演出してくれるお酒です。

商品情報



商品名:『八継 刻50純米』、『八継 刻50本醸造』
熟成年数:50年
製造者:沢の鶴(兵庫県)
内容量:720ml
価格:250,000円(税抜)

さらに詳しく知りたい方はこちら



ブランド公式サイト・ECサイト:https://hakkei.site
facebook:https://www.facebook.com/hakkei50
instagram:https://www.instagram.com/hakkei50/

会社情報

会社名
沢の鶴株式会社
住所
神戸市灘区新在家南町5丁目1番2号
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 兵庫県 日本酒 八継 沢の鶴

Wiki3: 兵庫県 日本酒 八継 沢の鶴

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。