新しい働き方
2020-05-29 11:50:01
新しい働き方を切り拓く!kintoneを活用した成功事例を紹介
新しい働き方を切り拓く!
株式会社ニットの平島奈美氏が、サイボウズ主催の公式ユーザーズイベント「kintone hive」に登壇し、リモートワークの業務改善における成功事例を語りました。彼女は、kintoneを利用して顧客満足度を向上させた詳細な取り組みを報告しました。
kintone hiveとは?
kintone hiveは、業務改善プラットフォームkintoneの活用アイデアを、ユーザー同士が共有するイベントです。参加者たちは日頃の利用ノウハウや活用事例を披露し、自社の業務改善に生かすための情報交換を行います。平島氏の発表は、特に注目を集めました。
平島氏の取り組みとは?
平島氏率いる株式会社ニットは、400人のリモートチームがいる中で、kintoneの導入による情報の一元管理とデータ活用を実現し、顧客満足度の大幅向上を遂げました。新型コロナウイルス流行以前からリモートワークを推進していたニットは、業務の属人化を解消し、効率的な情報共有を実現するためにkintoneを活用しました。
課題と解決策
フルリモート環境で業務を運営する場合、情報共有の仕組みを整えることが重要です。kintone導入前は、複数のツールを使用しており、情報も散逸していました。顧客情報が特定の担当者にしか伝わらない状態が続き、継続率も85%と低迷していました。
この問題解決に向け、kintoneを使用し、情報を一元化したことで、必要なデータをフェーズごとに取得できる体制を整えました。さらに、顧客ニーズやサービス上の課題をデータから解析する手法を設けた結果、顧客の継続率は85%から98%に跳ね上がり、平均売上も1.8倍に増加しました。
Twitterにも反響
平島氏の発表はTwitterでも注目を集め、「サポートとサクセスは異なる」「集まった情報の分析活用がすごい」などのコメントを受けました。またスライドに関しても、「平島さんのスライドはわかりやすく、参考になる」との称賛が寄せられ、発表チーム全体が高い評価を受けています。
平島氏のコメント
平島氏は登壇時、「情報やデータは活用してこそ意味がある」と強調しました。IT推進は業務効率化に目が行きがちですが、実際には『付加価値を生み出すためにITを駆使すること』が重要だと述べています。
今後もテレワークの導入を検討する企業が多くなる中で、平島氏は「業務フローを再構築し、情報をリアルタイムで見える化することが重要」との見解を示しました。
株式会社ニットについて
「未来を自分で選択できる社会をつくる」をビジョンに掲げるニットは、育児や介護などで時間に制約がある方々にも多様な働き方を提供しています。創業時からフルリモートを実現しており、400名以上のリモートワーカーが活躍中です。彼らの取り組みは、まさに新しい働き方の手本と言えるでしょう。
サービスについて
オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU」を展開し、生産性向上のための業務仕分けコンサルティングや業務代行を行っています。詳細は公式サイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
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株式会社ニット
- 住所
- 東京都港区芝5丁目29番20号 クロスオフィス三田501号室
- 電話番号
-
050-5212-5574