こども白書に掲載!ROJEの能登地震被災地における子ども向け居場所支援活動
特定非営利活動法人日本教育再興連盟(以下「ROJE」)(本部:東京都千代田区、代表:鈴木寛・陰山英男)は、令和6年能登半島地震で被災した子どもたちのための居場所支援活動を、地震発生直後から現在まで石川県七尾市で実施しています。
この度、こども家庭庁が今年度初めて発行した「令和6年版こども白書」に、ROJEが能登での活動の様子や災害時にこどもの居場所を守ることの意義について報告した寄稿文が掲載されました。
なぜ居場所が必要なのか?
今回の能登半島地震では、断水が長引き、大人も子どもも慣れない避難生活を長期にわたって強いられました。現在も元通りの生活が戻っているとは言えず、地域によっては今も多くの方が避難生活を続けておられます。
このような状況下で、子どもたちは不安定な環境に置かれ、精神的なストレスを抱えやすくなっています。また、学校や遊び場が閉鎖されることで、友達と交流する機会も減り、孤独感を深めてしまう可能性もあります。
ROJEは、こうした子どもたちの状況を深刻に受け止め、安心して過ごせる居場所を提供することで、心身の安定を図る支援活動に取り組んでいます。
ROJEの活動内容
ROJEは、石川県七尾市内に2つの拠点を開設し、子どもたちが安心して過ごせる居場所を提供しています。
矢田郷地区コミュニティセンター: 毎週土曜日13時~18時、子どもの遊び場、中高生向けの学習スペースを運営。保護者の方が復旧作業等にあたられる場合のお子さまのお預かりも実施しています。対象は未就学~高校生で、費用は無料です。
ひかりのここども園: 毎週日曜日13時~18時、子どもの遊び場を運営し、保護者の方が復旧作業等にあたられる場合のお子さまのお預かりを実施しています。対象は未就学~小学生で、費用は無料です。
ROJEでは、過去にも災害支援の経験を持つ「災害と教育事業部」のスタッフと大学生が、一緒に遊びや勉強などをしながら、お子さまに一人ひとりに寄り添ってまいります。近隣の皆さまは、ぜひお気軽にご利用ください。
ROJEについて
ROJEは、「教育で未来をつくる」をビジョンに、主に大学生・大学院生が中心となって、様々な教育課題の解決に向けた活動を行っています。現在は、以下の6つの領域で活動しています。
メディア・コンテンツ領域
学校ソリューション領域
災害と教育領域
イベント・コミュニティ領域
ピアサポート領域
教育シンクネット領域
ROJEは、今後も教育の力で、子どもたちの未来を明るく照らしていくために活動を続けていきます。
お問い合わせ
ROJEへのご寄付やボランティア参加、活動へのご支援を希望される方は、下記までご連絡ください。
HP: https://kyouikusaikou.jp/
メール:
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