子供たちに夢と体験を!オンライン柿狩りイベントへ
横浜に拠点を置くITベンチャー、Qtas Japan合同会社が子供たちのために「バーチャル柿狩り」を開催します。新型コロナウイルスの影響で外出が制限され、農業体験が難しくなっている昨今、IT技術を活用して自宅にいながら収穫の喜びを体験できるこのプロジェクトは、多くの注目を集めています。
クラウドファンディングの概要
このプロジェクトは2020年9月18日に始まりました。目標金額は10万円で、資金は主に出張費や柿の購入、機材の運搬費、協力者への謝礼などに使われる予定です。
参加者は、Zoomを通じて農園と保育園をつなぎ、農家の方々と対話しながら、旬の柿を収穫する体験ができます。収穫した柿はすぐに保育園に送られ、子供たちやその家族が実際に味わうことができる仕組みです。
さらに、管理栄養士の加藤彩子さんが特別に考案したオリジナル柿レシピも提供され、健康的な食生活の提案とともに、食材への興味を引き出す内容となっています。
プロジェクトの背景
「農家をもっと身近に」という理念のもとに活動を始めたQtas Japanは、農業と地域社会をつなげる新たな方法を模索してきました。4名のメンバーは、全員が農家の子供や地方出身者。彼らは、農業と消費者との距離が縮まる機会を作りたいと考えています。
コロナ禍で外出が制限され、農業体験の機会が減少している今こそ、オンラインでの体験を通じて子供たちに新しい学びを提供したいという思いが強まりました。先日行った長野のぶどう農家とのコラボ企画が話題になり、その結果として新たなプロジェクトの立ち上げが決定したのです。
リターンの紹介
プロジェクトへの支援者に向けて、魅力的なリターンも用意されています。
- - 2500円コース:園児からの感謝の手紙と、管理栄養士によるオリジナル柿レシピをお届け。
- - 5000円コース:上記に加え、実際に収穫した柿10個をお贈りします。
未来に向けて
今後もQtas Japanは、農業の体験を通じて子供たちの学びを支援していく予定です。新型コロナウイルスの影響を受けた今こそ、オンライン技術を利用して地域と農業をつなげる新しい形の体験を増やしていくことに取り組んでいきます。
参加を通じて、子供たちが自然の大切さや食材への理解を深め、自らの未来に繋げていく機会となれば幸いです。