「みまもりヤモリ」登場
2024-12-17 11:32:42

高齢者の孤独を見守る新サービス「みまもりヤモリ」が登場

高齢者の孤独を見守る新サービス「みまもりヤモリ」が登場



日本海ガスが提供する新しい見守りサービス「みまもりヤモリ」が、単身高齢者の日常生活を支えるために始まります。このサービスは、単身高齢者が「自分らしい生活」を送りやすい住環境を提供し、地域社会のさまざまな課題解決に寄与することを目指しています。

「みまもりヤモリ」とは?



「みまもりヤモリ」は、高齢者向けに特化したIoT見守りサービスです。このシステムは、Wi-Fi接続が不要で簡単に設置でき、導入コストも抑えられています。利用者の動きを24時間感知し、異常があった場合には家族や不動産管理会社に自動的にメール通知が届く仕組みです。これにより、遠方からでも高齢者の様子を確認することが可能となり、安心感を生み出します。個別のニーズに応じて管理画面から感知設定を変更することも可能です。

提携の背景



株式会社ヤモリはこのサービスの提供を通じて、単身高齢者が安心して暮らせる環境づくりを進めることに意義を感じています。日本海ガスは「NGAS-Accelerator Program 2024」を通じてヤモリと提携し、高齢者の生活環境の改善に貢献するための新たな一歩を踏み出しました。少子高齢化の進展が見られる北陸地域において、特にこの取り組みは求められています。

高齢者の生活を見守るために「みまもりヤモリ」は大きな役割を担い、安心して生活できる社会を構築するための重要なプロジェクトです。日本海ガスは、このサービスを提供することで地域社会に新しい価値を提供しようとしています。

導入事例



富山県のFP不動産センターが管理している物件で、さっそく「みまもりヤモリ」が導入されました。入居者からは、「プライバシーに配慮されているので、安心して過ごしています。また、電話による確認もないので、通常の生活に支障がなくありがたい」とのコメントも寄せられました。これが実際に利用されている様子は、高齢者の生活に安心感がもたらされることを示しています。

企業の想い



株式会社ヤモリの代表取締役藤澤正太郎氏は、日本海ガスとの提携により、より多くの不動産管理会社やオーナー、入居者に見守りサービスを届けたいと話しています。「全国で孤独死の問題は深刻で、単身高齢者の入居に対する拒否感が根強い中、安心できる住環境の確保が不可欠です」とも述べ、ヤモリは技術を駆使してサービスの普及を進める意向を示しました。

日本海ガスの社長土屋誠氏も、全国の地方都市が抱える単身高齢者の住環境の問題は富山も例外ではないと認識し、「本提携を通じ、解決策を全国に発信し、持続可能な社会の実現に寄与したい」と強調しています。

まとめ



「みまもりヤモリ」の導入は、高齢者が安心して自宅で生活できるサポートを提供します。新しい見守りサービスによって、地域に住む高齢者だけでなく、その家族や周囲の人々にも安心をもたらし、より良い社会を実現していくことが期待されます。この取り組みが、今後どのように地域に広がっていくのか注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社日本海ラボ
住所
富山県富山市城北町2-36日本海ガス本社内
電話番号
076-441-1811

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