ソリューション探求の場
損害保険ジャパン株式会社(以下、「損保ジャパン」)が協力する「全国まちづくり会議2025」が、埼玉大学で開催されました。この会議は、地域のまちづくりを進める活動を支える草の根団体や専門家が集まり、意見交換を行う重要なイベントです。特に気候変動による自然災害の影響が大きくなる中、地域コミュニティの防災対策が一層重視されています。
1. 背景
近年、日本各地で目に見える形で増加している自然災害。これに対応するためには、地域全体での防災意識を高め、レジリエンスを強化することが求められています。損保ジャパンはこの流れを受けて、持続可能な社会を実現するための「防災ジャパンダプロジェクト」など、多様な取り組みを推進しています。特に、埼玉大学と共同で設立した「地域レジリエント社会研究コンソーシアム」では、地域に根ざした防災対策を模索しています。
2. 全国まちづくり会議2025の概要
「全国まちづくり会議2025」は、2025年10月の18日から19日にわたり、芝浦工業大学大宮キャンパスにて開催されました。この会議には約600名の専門家が集まり、各々の知見を交換しました。損保ジャパンは、19日の午後に「地域レジリエント社会研究コンソーシアム地域防災減災コミュニケーションワーキング」として、特別なセッションを行いました。
セッション概要
- - テーマ: 産業と学問、行政、民間が一体となって進める地域防災減災コミュニケーションとまちづくり
- - 内容: 逃げ地図などの事例を通じて、産学官民の連携の重要性と展望についてディスカッションを実施しました。
- - 登壇者: 埼玉大学社会変革研究センターレジリエント社会研究部門、埼玉県、さいたま市、認定特定非営利活動法人日本都市計画家協会、損保ジャパン埼玉中央支店など、様々な立場の専門家が参加しました。
3. 今後の展望
SOMPOグループは、「安心・安全・健康であふれる未来へ」というパーパスのもと、地域コミュニティの活性化と防災意識の向上に向けた取り組みを強化していく方針です。損保ジャパンとしては、「損保ジャパンでよかった。SOMPOでよかった。」と評価される企業を目指し、地域社会の強化に注力していきます。具体的には、元気な地域づくりや、災害に強い社会を実現すべく、様々なステークホルダーとの協働を進めていく予定です。
私たち一人ひとりが意識を高め、防災に取り組むことで、より安全で resilient(回復力のある)社会を築くことができるでしょう。今後の活動にご期待ください。