茨城県大洗町の海老沢木工所が次代の職人を募集中！

茨城県大洗町の木工技術の伝承

茨城県東茨城郡大洗町に位置する「海老沢木工所」は、1945年に創業され、地域に根差した建具製作を行ってきました。創業者である海老沢氏は、職人としての道を18歳から開始し、厳しい修行を重ねた後、36歳で父の跡を継ぎました。

海老沢木工所は、注文を受けてから製作を行うオーダーメイドのスタイルを採用しています。これにより、顧客一人ひとりのニーズに応じた唯一無二の家具や建具を作り出すことができます。海老沢氏は、ものづくりへの愛情を注ぐあまり、完璧を求めるあまり、仕事には妥協を許さない姿勢が特徴です。「同じ価格でも、より良い仕事を提供したい」という彼の思いは、顧客との信頼に基づいた長年の経験からくるものです。

職人としての誇りと地域貢献

海老沢氏はまた、地域に貢献することにも意欲的です。恩師からの依頼を受けて長年町議会議員として活躍しつつ、地元の中学校で木工教室を指導するなど、地域の若者たちに木工技術を広める役割も担っています。彼が指導した生徒からは「自分もステレオラックを作りたい」と希望を持つ者もあり、彼の影響力は計り知れません。

次代の職人を求む

海老沢木工所では、現在、職人の後継者を募集中です。ものづくりが好きで手先が器用な方、または地域とのコミュニケーションを大切にできる方が求められています。未経験者でも、海老沢氏の指導を受けながら成長することができる場が整っています。

海老沢氏は、「急がずにじっくりと後継者を探している」と話しています。希望があれば、気軽に問い合わせをすることができます。彼の長年の経験と技術を受け継ぎ、次世代の職人として成長したい人にとって、これは素晴らしいチャンスです。