柚月裕子の新作
2025-02-27 11:26:04

震災を克服した柚月裕子の新作『逃亡者は北へ向かう』がついに発売!

新たな震災クライムサスペンスがついに登場



著者:柚月裕子さんが14年の構想を経て、遂に手掛けた最新作『逃亡者は北へ向かう』が2025年2月27日に発売されました。この作品は、震災直後の東北を舞台に、殺人を犯して逃げる青年と、それを追う刑事の物語です。震災によって家族を失った著者だからこそ、こめられた深い思いが詰まった作品と言えるでしょう。

震災の影響を描く



書き手である柚月さんは、震災時に体験した苦しみをもとに物語を構築しました。この作品では、逃亡する青年が背負った過去や、刑事が抱える葛藤などが描かれ、ただの犯罪小説とは一線を画すものとなっています。ライターの瀧井朝世さんは、「震災で家族を失った著者が今作にこめた思いは、震災時に限らず、人々が今を生きる上で共鳴する」と称賛。作品全体を通じて、前に進む勇気の重要性が読み取れます。

イベント情報



この本の刊行を祝し、著者によるサイン会やトークイベントが予定されています。以下に、イベントの詳細をまとめました。

サイン会


  • - 山形県天童市
日時:3月2日(日)14時~
場所:TENDO八文字屋特設会場

  • - 岩手県盛岡市
日時:3月8日(土)15時~
場所:さわや書店 フェザン店

  • - 宮城県仙台市
日時:3月9日(日)14時~
場所:丸善仙台アエル店

トーク&サイン会


  • - 東京・池袋
日時:3月11日(火)19時~
場所:ジュンク堂書店 池袋本店

詳細は、各書店のHPで確認できますが、参加人数には限りがありますので、早めの申し込みをおすすめします。

著者の思い



柚月裕子さんは、執筆過程で辛い夢に悩まされることがあり、なかなか進まなかったこともあったと話しています。しかし、様々な人々の苦しみを前にして、彼女もまた前に進まなければと思い、この物語と向き合うことができたとのことです。主人公は、避けられない運命に抗いながら自分の道を見つけようとする、どこか多くの人に共感を呼ぶ存在です。

作品概要と著者紹介



『逃亡者は北へ向かう』の詳細は以下の通りです:
  • - 著者名:柚月裕子
  • - 発売日:2025年2月27日
  • - 定価:2,090円(税込)
  • - ISBN:978-4-10-356131-6
  • - 特設ページ新潮社公式サイト

柚月裕子さんは1976年生まれの岩手県出身で、2008年にデビュー以来、多くの賞を受賞してきた著者です。読者に心に残る物語を提供し続けており、特に震災をテーマにした作品が多くの支持を集めています。彼女の新たな長編作品を手に取り、多くの人々にこの「逃亡」の物語がどのように響くのか、ぜひ感じてみてください。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社新潮社
住所
東京都新宿区矢来町71
電話番号
03-3266-5220

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。