AIで保育業務が変革
2025-05-22 11:55:17

とりんく、AI写真技術を保育ICT「コドモン」に導入し業務支援を強化

とりんくが新たに提供するAI写真技術



株式会社とりんくが保育ICT事業者や写真販売サービス事業者に向けて、 AI技術を活用した新しい写真サービスを提供開始しました。この新しい取り組みの第一弾として、保育・教育施設向けの業務支援システム「コドモン」にとりんくのAI写真技術が導入されたことが発表されました。

AI写真サービスの背景



とりんくは、親会社である株式会社エクサウィザーズで培った独自のAI技術に基づく保育分野に特化した会社です。2023年7月から、高度な画像認識技術を活かしたAI写真サービスを一般に提供し、多くの保育施設での導入が進んでいます。しかし、保育・教育施設での新しい技術の普及は、他業界に比べてどうしても時間がかかります。そこで、他の保育ICT企業や写真販売事業者との提携を通じて、より効果的に技術を社会に広めることが求められています。

コドモンにおけるAIの導入理由



「コドモン」は、これまでにも園で撮影した写真を簡単に保護者と共有するサービスを提供してきました。しかし、撮影した写真を整理し、保護者に配信する作業が多く、現場の職員にとっては負担となることがありました。これを解決するため、コドモンでは、業界でもトップクラスの認識精度を持つとりんくのAIを導入することを決定しました。

とりんくの機能



1.登録不要の顔認識



とりんくの顔認識AIは、事前に顔写真を登録することなく、瞬時に子どもを識別します。このシステムでは、職員が撮影した写真からAIが自動で子どもの顔を検出し、登録する仕組みになっています。さらに、成長に応じて顔つきが変わっても、高精度で認識可能です。

2.クラスごとの自動振り分け



保育園のクラスデータと連動して、AIが自動的に顔認識された写真をクラスごとに分類します。これにより、以前のように手作業で振り分ける必要がなくなります。

3.写真の公平性の可視化



保護者に写真を共有する際に、特定の子どもに偏りが出ることが少なくありません。このAIの機能により、各子どもごとの写真数が自動的にカウントされ、業務負担が軽減されます。

4.スマートフォンからの自動アップロード



専用アプリを使用して、簡単に撮影した写真をコドモンにアップロードすることが可能です。これにより、写真共有の手間が省けます。

さらなる展望



とりんくはコドモンへの導入にとどまらず、様々な保育ICT事業者や写真販売業者とのパートナーシップを深め、より多くの社会的インパクトを求めて活動していく考えです。AI技術を通じた子育て支援に対する期待が高まる中、今後の展開に注目です。

会社情報



  • - 会社名: 株式会社とりんく
  • - 所在地: 東京都品川区西五反田八丁目4番13号五反田JPビルディング10階
  • - 資本金: 1,000万円
  • - 代表者: 代表取締役 山中健太郎
  • - 設立年: 2021年5月17日
  • - 事業内容: AIを活用した写真サービスの開発と販売

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株式会社とりんく広報担当
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