和太鼓とキモノ
2023-05-09 21:26:18
ニューヨーカーを魅了した和太鼓とキモノのコラボレーション
ニューヨーカーを魅了した和太鼓とキモノのコラボレーション
アメリカのイベント「B A M fest.」で、和太鼓チーム「C O B U」が披露したパフォーマンスが話題を呼んでいます。特に注目を浴びているのは、デザイナーY U I―meが手掛けたキモノ衣装です。この衣装は、ただ美しいだけでなく、パフォーマンスの一部として機能するようにデザインされています。
C O B Uは20年以上の歴史を持つ和太鼓チームで、ブロードウェイやラスベガス、ハリウッド映画を含む様々な舞台で活躍しています。また、国連などの重要な公的機関にも招かれるなど、広く認知されている存在です。彼らのパフォーマンスにY U I―meの衣装が融合することで、より一層の魅力が引き立てられています。
デザイナーY U I―meの独自の視点
Y U I―meはN Yに住む日本人デザイナーで、彼女の衣装は従来のキモノとは一線を画しています。ピューリッツァー賞受賞歴のある舞台監督クリスタル・フィールドは、彼女のデザインを絶賛しています。彼女の衣装は、演技者の魅力を最大限に引き出し、観客に強い印象を与える仕掛けが満載です。
C O B Uの代表であるYako Miyamoto氏も、Y U I―meの衣装の特異性とその工夫を高く評価しており、衣装がパフォーマンスの一部として作用する点を強調しています。例えば、彼女の衣装は異なるスタイルに変化することができ、パフォーマンスに彩りを加える役割も果たしています。
キモノの新たな魅力を発信
Y U I―meがデザインする「T S U M A MI」は、一般的な「つまみ細工」を超越した作品です。彼女は着物の素材を使用し、その美しさと肌触りを最大限に引き出すことを目指しています。このようなデザインは、ただ見た目が美しいだけでなく、パフォーマーの行動を支える重要な要素にもなっています。
「T S U M A MI」はガウンやショール、ドレスなど多様な形に変化し、セレブリティたちを魅了しています。このようにすることで、着物の持つ素晴らしさを観客に伝えられると考えています。
着物文化への貢献とサスティナブルな視点
Y U I―meは、着物文化の美しさを伝えることと、サスティナブルな視点からのデザインに強い意識を持っています。「着物はそのままでも絶対的に美しいですが、観客の視点から見てどのように伝えるかを考えています」と彼女は語ります。
彼女の目指すところは、観客が着物文化を自然に受け入れ、その美しさを感じられるようなデザインを創り出すこと。さらに、使用されなくなった着物を再利用し、新たな価値を生み出すことにも意欲を見せています。
今後のY U I―meの活躍は大いに期待されており、次回のJ A P A Nparadeでもその衣装を見ることができるでしょう。彼女の挑戦は、着物文化を世界の人々に広めるひとつの大きなステップとなるに違いありません。
まとめ
アメリカで話題となっている和太鼓チームC O B Uのパフォーマンスと、デザイナーY U I―meのユニークなキモノ衣装は、文化交流の新しい形を示しています。美しさと機能性を兼ね備えたこの衣装が、観客にどのような印象を与えるのか、そして今後の活動がどのように展開していくのか、引き続き注目したいところです。
会社情報
- 会社名
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株式会社Cherish
- 住所
- 東京都世田谷区瀬田3−11−28
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