九谷焼の魅力を感じる「KUTANism」芸術祭が開催決定!
石川県小松市と能美市を発信地とする伝統工芸「九谷焼」をテーマにした芸術祭「KUTANism」が、今年で第3回目を迎えます。産地の技術や個性を全国に伝えることを目的としたこのイベントでは、様々なコンテンツが用意されています。
KUTANismの概要
KUTANismは「技」と「産地」の観点から九谷焼の魅力を伝える芸術祭で、2021年9月18日から11月14日まで開催されます。今年のテーマは「個性を生み出す技法」とされており、観覧者は多彩な展覧会やワークショップを楽しむことができます。
コンテンツの詳細
KUTANismでは、以下の5つの主要コンテンツをご用意しております。
1.
EXHIBITION(エキシビション)
九谷焼作家による99点の作品を、国立工芸館主任研究員の岩井美恵子氏、能美市九谷焼美術館の中矢進一氏がキュレーションする2つの展覧会で展示します。特に、華麗で美しい九谷焼の作品は見応えたっぷり。
2.
LIBRARY(ライブラリ)
KUTANismの総合監修を務める秋元雄史氏が、九谷焼の歴史や技法を解説する連載を通じて、九谷焼の物語をご紹介します。
3.
GUIDED TOUR(ガイドツアー)
株式会社エイチ・アイ・エスやKMQツーリストが協力し、九谷焼の現場を訪れるオリジナルツアーを企画。地元の魅力を直接感じるチャンスです。
4.
MOVIE(ムービー)
地元の魅力や九谷焼の制作過程を収めた映像を配信。見て楽しむ新しい体験もご用意。
5.
SHOP(ショップ)
小松市や能美市の九谷焼販売店の情報をリンクし、実店舗の紹介も行います。お気に入りの一品が見つかるかもしれません!
展覧会の見どころ
展覧会では、特に注目すべき作品が多数展示されます。例えば、牟田陽日氏の作品「Qilin」や、武腰潤氏の「鴾相対大角絵皿」が際立ちます。また、名工選では福島礼子氏の「花音Ⅱ」や仲田錦玉氏による「盛金宝相華唐草文白粒花瓶」が見る人を魅了します。
開催情報
- - 会場: サイエンスヒルズこまつわくわくホール内
- - 住所: 石川県小松市こまつの杜2番地
- - 会期: 9月18日(土)~ 9月26日(日)
- - 入場料: 一般500円、大学生300円、高校生以下と障がい者は無料
名工選「NEXT九谷 vol.Ⅲ展」は、9月29日から能美市の浅蔵五十吉記念館で巡回します。
まとめ
今年のKUTANismは、九谷焼についての理解を深める絶好の機会です。多様なコンテンツを通じて、参加者はこの伝統工芸の深い魅力を再発見できるでしょう。是非、九谷焼の世界に浸ってみてください!